Eクラス クーペ&カブリオレが表情一新
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦、編集部
掲載 更新 carview! 写真:望月 浩彦、編集部
8月5日、メルセデス・ベンツは大幅なフェイスリフトを受けたEクラス クーペ/カブリオレを発売した。エクステリアはLEDハイパフォーマンスヘッドライトやシングルバーの大型グリル&エアインテーク、新デザインのリアLEDコンビネーションランプなどを特徴とする。
また、高度な安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」の標準装備や、成層燃焼リーンバーンとターボを両立した2.0L直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンなども、今回の変更のトピックだ。
価格はクーペが、2L直噴ターボを積むE250クーペ(669万円)、3.5LV6直噴ターボを積むE350クーペ(875万円)、4.7LV8直噴ツインターボを積むE550クーペ(1145万円)。カブリオレがE250カブリオレ(699万円)とE350カブリオレ(923万円)。
Eクーペ/カブリオレは先にマイナーチェンジしたEセダン/ステーションワゴンとは違い、Cクラスのプラットフォームをベースにしているが、エンジンスペックや安全装備、デザイン要素はEファミリー共通で、今回の変更でも同様のアップデートが施されている。
エクステリアではフルLED化されたヘッドランプとライン状に発光するLEDリアコンビランプ、スリーポインテッドスターを中央に配したシングルルーバーのフロントグリル&大型エアインテークなどが変更点となる。
インテリアはステアリングコラムセレクターでシフト操作を行うDIRECT SELECTを採用してセンンターコンソール周りのデザインを一新し、カブリオレに搭載されている風の巻き込みを抑えるエアキャップは、今回15km/h以下でウインドディフレクターを自動的に格納する機能が追加された。
世界で初めて成層燃焼とリーンバーンの組み合わせを実現した2.0L直列4気筒BlueDIRECTエンジンは、走行状況により成層燃焼と通常の均質燃焼を使い分け、アイドリングストップ機能も組み合わせる。その結果、従来比7ps/40Nm増しの211ps/350Nmを発生しつつ、JC08モード燃費を15.5km/Lと17%向上させて、新エコカー減税(従量税、取得税免税)に適合した。
安全運転システムのレーダーセーフティパッケージはステレオマルチパーパスカメラが追加され、ディストロニック・プラスではカーブや先行車をカメラがモニタリングすることでステアリング操作のアシストが可能になったほか、自動ブレーキ系も横切るクルマや歩行者にまで検知範囲が広がった。
また、リアバンパーにもミリ波レーダーが搭載され、追突時に玉突き事故などの被害を軽減する。
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