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メルセデスの最新燃料電池車はやや複雑なプラグインハイブリッドで登場

メルセデスの最新燃料電池車はやや複雑なプラグインハイブリッドで登場

Eドライブ・システムのインテグレーションを担当するユルゲン・シェンク氏は、電池エネルギーによる始動性のスムースさと、電気ターボ(コンプレッサー)を使ったら水素供給の効率の高さを強調している。

試乗の印象はまさに燃料電池車版のP-HEV

最後に同乗テストの感想だが、僅かなロゴだけが付いた、外観がまったくスタンダードのGLCと変わらないのはやや興醒めである。やはり少しでも良いから燃料電池車に乗っているという事がわかる演出がもう少し欲しい。

走行スタートはまずバッテリーの電力で行なわれる。燃料電池に適当なプレッシャーが掛かって水素と酸素の反応が始まり、十分な電力が供給されるまでの僅かな間である。それ故に走り出しの感覚はEVとまったく同じで、力強く、そして静かで速い。また、通常の燃料電池車、例えばトヨタ ミライで走行中に聞こえる水素をスタックに送るポンプの音はほとんど聞こえて来ない。

シャーシは電池を搭載した結果、2トンを超える重量に達したボディに合わせてのチューニングがある程度成功しており、およそ60km/hを超えてからは、路面さえスムースであれば快適な走行を楽しめる。しかし不整路面に遭遇するとハーシュネスがフィルターなしに直接伝わってくる。また市街地で40km/hあるいは30km/hまで落ちると、ボディが揺すられ、路面からのショックも大きくなる。試乗車はまだ数台しか作られていないプロトタイプ故に、今後はもっと改善されるだろう。

ダッシュボード中央に表示される駆動系へのエネルギーの流れのイメージ映像は、実際は精密にコンピューターでコントロールされているので詳しくは分からないが、走りだして15分くらいからハイブリッド・モードからチャージ・モードに変化して来た。この感覚はまさにエンジンとEVを組み合わせたタイプのP-HEVと同じだった。

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