ミニバンの戦いが熱い、軽の販売は急減【ボディタイプ別売れ筋】

SUV：ヴェゼル、マイチェン前で販売が失速

SUV部門の4月の合計販売台数は2万1464台。SUVはこのところ好調が続いていたが、4月の市場シェアは13.8％で、過去1年間で2番目に低い水準となった。これは4月まで4ヶ月連続で首位を維持するなど市場を牽引してきた「ホンダ ヴェゼル」が前月比68.7％と急速にスローダウンした影響が大きい。ヴェゼルは4月23日にマイナーチェンジしたため、端境期となる4月は一時的に販売が低下したようだ。その結果、「トヨタ ハリアー」が5ヶ月ぶりに首位を奪還し、ヴェゼルは2位に収まった。

3位は3259台を売った「マツダ CX-3」。ディーゼル車のみの設定にもかかわらず、ハイブリッドとガソリン車が設定される2位ヴェゼルに69台差まで迫った。4位は「日産 エクストレイル」で、2位からの転落。こちらも4月にハイブリッド車の追加が発表されたため、5月の発売を待つ買い控えが台数減に影響したようだ。5位は「マツダ CX-5」。ちなみにCX-5は、発売から3年5ヶ月となる4月末時点で、世界累計販売台数が100万台に達するなど順調に販売台数を積み上げている。