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北米家電ショー「CES」に日本の自動車メーカーが出る事情と微妙な温度感

北米家電ショー「CES」に日本の自動車メーカーが出る事情と微妙な温度感

用途に応じて車体の交換が可能な、メルセデス・ベンツのモビリティコンセプト「ヴィジョン アーバネティック(Vision URBANETIC)」

それでも出展せざるを得ない日本の自動車メーカーの危機感とは

会場で会った大手自動車メーカー執行役員は教えてくれました。

「なぜCESに来るのか? って、今や世界のITカンパニーが自動車ビジネスやその周辺を根こそぎ持ってこうとしてるからだよ。クルマをスマホのように使い、そのプラットフォーム上でデカいビジネスをしようしている。まずは相手の出方を知っとかなきゃダメでしょ」。

国内大手サプライヤーの営業担当はこうも言いました。

「正直、来年出るかはわかりません。とりあえず納入先の方にウチも出てるよと言いに来てる部分はあります」。

振り返ると家電メーカーはもちろん、自動車メーカー関係者とおぼしき日本人を沢山見かけました。時代は、変わる。我々も置いていかれるわけにはいかない。とりあえず出てみるか。CESはまさしく危機感の集合体でもあるのです。

そして来てるのは基本一般客ではなく、ビジネスマンであり、本当に目立てるのは真の技術とアイデアを持った者のみ。普通に新車を出しても仕方がない。あのトヨタですら毎年わかせるネタは出せないのですから。

自動車が動く家電に変わる瞬間。それを自虐的に見に来ている気すらしてきました。つくづくCESは甘くない。そう感じ取った次第です。

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