BMW i8 試乗。スーパーHVの実力や如何に
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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氷結湖上のコースを縦横無尽に駆け巡ったi8はやがてテストコースを出て一般道、そして市街地へと入り、ドライバーはEVモードを選択する。すると突然周囲に静寂が走る。雪で音が吸収されるのでいっそう静かだ。
i8はフロントに搭載された電気モーターで最大およそ35kmのゼロエミッション走行を可能にしている。自分でドライブしたわけではないがBMWのテスターは別にドライブペダルを注意深くソフトに操作している様子はなく、i8のスピードは100km/hに楽々と届く。もちろん走行状況、SOCなどで必要となれば3気筒エンジンは自動的に運転を始める。ちなみにドライブ・モードの基本(ディフォルト)はコンフォート(ノーマル)で、ここにもう一つECOPRO (エコノミー・モード)が加わる。そしてさらにEVとSportが加わっている。その結果BMWの試算によるEUサイクルでの燃費は100kmあたり2.7リッター(単純計算でリッター何と37km)、CO2排出量は66g/kmである。
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