人気の高い「ジープ」とは。ブランドの特徴やおすすめ車種をご紹介【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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ジープはオンロード走行に向いた車や、高い走破性の本格SUVまでそろう人気のアメリカの自動車ブランドです。力強さを感じる外観など、国産SUV車にはない魅力を感じる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、人気の絶えないジープがどのような歴史をたどってきたのか、人気モデルや口コミを紹介します。ジープの車に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
目次
人気の高いジープですが、当初は自家用車ではなく戦時中の軍用車の開発によって生まれました。ジープ誕生から80年以上たつ現在、ジープらしい走破性を残したまま、安全性能やデザインなど時代に合わせた車へと変わっています。
それにより、現在は女性ユーザーからも人気のあるブランドです。
第二次世界大戦中の1941年、軍用車両として開発された車が「ジープ」の歴史のはじまりです。
「どこへでも行ける。何でもできる」をコンセプトに車が開発されてきました。高い走破性とタフなデザインは、終戦後も変わらぬまま現在まで受け継がれています。
今日、国産車・輸入車問わずSUV車の人気が高まり、普通自動車のみならず、軽自動車もSUV仕様にしたラインアップが増えています。
日本自動車輸入組合によると、2021年に新車登録された海外メーカー車のうち、ジープのラングラーは販売台数8位にランクインしています。
ジープは女性からの人気も集めています。ジープが販売するSUV車は、本格オフロード走行だけでなく街乗りにも適した走行性能と安全性能、たくましさと愛着の湧くデザインを兼ね備えているためです。
積載性と走行性能を生かし、普段使いからアウトドアまで使う「ジープ女子」と呼ばれる女性のジープファンが増えています。

ジープの中でも人気度の高い車種がラングラーです。軍用車として使われていた当時のジープらしさを感じさせるそのデザインは、現在でも受け継がれています。ラングラーの魅力は特徴的な外観です。
ラングラーのユーザーの口コミを交えながら、外観やスペックについて解説します。
ラングラーのユーザーの口コミをみんカラで調べると『いつ見てもカッコ良くも可愛くも見えるスタイル』とあります。ジープの中でもラングラーの人気があるのは、そのレトロ感漂う外観です。
台形型のフェンダー形状も、先代モデルのデザインが維持されています。ルーフトップもこれまでどおり外せるため、開放的な走りが可能です。
ここでは現在販売中の「Unlimited Sahara(2.0L)」と「Unlimited Rubicon(2.0L)」の2グレードのスペックを紹介します。
【Unlimited Sahara(2.0L)】
【Unlimited Rubicon(2.0L)】
ラングラーの新車価格は、Unlimited Saharaが870万円、Unlimited Rubiconが905万円です。
ラングラーの中古車は、69万9,000円~1,710万円で流通しており、平均価格は627万円、平均走行距離は16,616kmです。
(2023年8月6日時点の情報です)

レネゲードはコンパクトサイズながら、街乗りからオフロードの本格走行まで可能なSUVです。
さまざまなSUV車をラインアップする中で、時代のニーズに合わせて作られました。環境性能を意識し、電動化にはじめて取り組んだ車でもあります。
ジープは初となるPHVモデルを、レネゲードに採用しました。個性的な車種が販売されるジープの中でも、レネゲードのPHVモデルは目立つ存在です。
みんカラの口コミには『EV走行時には後輪駆動、ガソリンで前輪駆動、スポーツモードや必要に応じて本格四駆というのが面白い』とあります。PHVは3つのドライブモードがあり、運転状況に合わせた制御が可能です。
レネゲードは全3グレードあります。ガソリンモデルが1種類、PHVモデル(4xe)が2種類です。
【LIMITED】
【LIMITED 4xe】
【TRAILHAWK 4xe】
レネゲードの新車価格は、LIMITEDが435万円、プラグインハイブリッドモデルは、LIMITED 4xeが589万円、TRAILHAWK 4xeは595万円で販売されています。
中古車相場は、90万円~531万6,000円です。
(2023年8月6日時点の情報です)

グランドチェロキーは、フラッグシップに位置するプレミアムSUVです。現在は2021年に発表になった5代目が販売されています。
根強いファンの多い、グランドチェロキーの人気の理由を解説します。
グランドチェロキーの迫力あるボディーを好むファンも多くいます。
みんカラの口コミでは『何年後かに乗れなくなる時代がやってくるだろうから、逆に可愛がってあげたい絶滅危惧種』と、根強い人気です。
パワートレインは直列4気筒 DOHCターボと、グランドチェロキーLシリーズのV型6気筒DOHCターボに加え、グランドチェロキー初となるプラグインハイブリッド仕様の「4xe」も追加になっています。
下記の表は、グランドチェロキーのグレード別のスペックです。
【LIMITED】
【LIMITED 4xe】
【SUMMIT RESERVE 4xe】
新車価格をグレードごとに紹介します。LIMITED(830万円)・L LIMITED(855万円)・L SUMMIT RESERVE(1,060万円)・LIMITED 4xe(1,370万円)・SUMMIT RESERVE 4xe(1,185万円)です。
中古車相場は、42万2,000円~1,128万円です。
(2023年8月7日時点の情報です)

コンパスはジープのコンパクトSUVに位置する人気車種です。スタンダードモデルや最上級グレードだけでなく、2トーンカラーが特徴のグレードがラインアップされています。
ジープらしさを感じるフロントグリルはそのままに、2017年12月に2代目へとフルモデルチェンジされました。2代目になっても人気の絶えないコンパスについて解説します。
コンパスが人気の理由は口コミからも分かります。
みんカラの口コミでは『最近はJEEPブランドもいくらか見かけるようになりましたが、それでもコンパスとなるとレアですね。そのくせ見た目が個性的でイケメンなのでそこは最高です』と投稿されていました。
見かけることの少ないジープの中でも、特徴的な外観のコンパスに魅力を感じるユーザーもいます。
コンパスにはLONGITUDE・LIMITEDの2グレードがあります。以下はグレード別のスペックです。
【LONGITUDE】
【LIMITED】
コンパスの新車価格はLONGITUDEが469万円、LIMITEDが524万円です。
中古車は39万9,000円~519万円で販売されています。現行のコンパスは2代目ですが、中古車市場には2012年3月から販売されていた先代のモデルも流通しており、平均相場は303万円です。
(2023年8月7日時点の情報です)

2021年に10年振りにフルモデルチェンジされたグランドチェロキーは「グランドチェロキーL」の車名で日本での販売が開始されました。グランドチェロキーLは、5代目となるフラッグシップSUVです。
先代の印象から大きく変わった、新しいグランドチェロキーLについて解説します。
フルモデルチェンジされたグランドチェロキーLは、先代からサイズアップされています。先代から変化があった点は、2列シートから3列シートへ、5人乗りから6人~7人乗りになったことです。
最上級グレードは、本革シートの材質にこだわったりエアサスペンションを採用し、高級感もアップしています。
グランドチェロキーLには、スタンダードモデルのLIMITEDと、最上級グレードのSUMMIT RESERVEの2種類があります。以下はそれぞれの車両スペックです。
【L LIMITED】
【L SUMMIT RESERVE】
グランドチェロキーLはグレードによって車両価格が100万円以上の差があります。
新車価格は、LIMITEDが855万円、SUMMIT REVERVEが1,060万円です。中古車は763万円が平均相場で流通しています(2023年8月8日現在)。
販売が開始された2022年2月19日より間もないため、今後、中古車市場の在庫数も変化するでしょう。

前述したジープの車種はどれも人気がありますが、他にもファンの多い車種があります。
ここから紹介する3車種は、チェロキー・グラディエーター・パトリオットです。中には生産終了したモデルもありますが、中古車の購入は可能なため参考にしてください。
チェロキーは、ジープが販売するミドルサイズSUVです。ベースグレードのLONGITUDEをはじめ、ターボエンジンを搭載したLIMITED、さらにオフロードの走破性を高めたTRAILHAWKがあります。
国内では販売が終了していますので、これから手に入れたい方は中古車からの検索がおすうめです。中古車相場は88万円~550万円です。
(2022年4月7日時点の情報です)
グラディエーターは、ジープが販売するピックアップトラックです。ラングラーをベースに開発されたグラディエーターは、4ドアのダブルキャブに荷台が備わっています。
国産車でもハイラックスのようなピックアップトラックはありますが、グラディエーターのボディー・荷台容積は、それを上回る大きさです。
グラディエーターの新車は960万円で販売されています。中古車相場は648万円~1,320万円です。
(2023年8月8日時点の情報です)
2007年に日本で発売開始された、ジープの初コンパクトSUV車です。駆動方式は日本においてジープ初となる前輪駆動が採用されたモデルでもあります。
パトリオットは2012年を最後に新車販売が終了します。当時の新車価格は258万円~318万円でした。現在の中古車相場は39万円~231万円です。
(2023年8月8日時点の情報です)
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