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パナメーラGTSに試乗 ポルシェ会心の作!

パナメーラGTSに試乗 ポルシェ会心の作!

■1554万円は正当な価格 [3/3]

走行モードはノーマルとスポーツ、そしてスポーツPlusの3段階あり、ノーマルよりスポーツ、スポーツよりスポーツPlusで、アクセル操作に対してエンジンがより敏感に反応するようになる。PDKの変速時間もスポーツPlusモードにしたとたんに短縮される。オートマチックモードであっても、極めて素早い変速が行われる。スポーツPlusモードでは、さらにPSMの介入するタイミングが遅めとなるため、よりダイナミックな走りが楽しめるのだ。ちなみに走行中は、メーターパネル右側に備わるGフォースメーターで前後左右の加速度を確認できる。

パナメーラGTSの走りは楽しさに満ちている。サーキットで楽しむためのクルマといっても過言ではない。コースを何周かした私は、いつの間にかこのクルマが4人乗りのラグジュアリー・リムジンであることを忘れてしまいそうになったほどだ。

しかし、サーキットはやはり特別なシチュエーションである。一般道での走りや快適性も気になるところだが、アスカリからマラガのホテルまでの道中でチェックした感じでは、パナメーラGTSは"グランツーリスモ"としてまったく弱点をさらすことはなかった。ノーマル・モードであれば足まわりは固すぎず、突き上げはあっても決して不快に感じるレベルでは無い。スペインの高速道路であるアウトピスタでは、パナメーラ・ターボと同等レベルの優れたエアロダイナミクスが、走行安定性に寄与していることが実感できるのである。

パナメーラGTSの日本での販売価格は、すでに1554万円と発表されているが、クルマの出来映えを考えれば、まったく正当な価格だ。一般道ではスポーティかつ上質なグランツーリスモとして毎日の足としても使え、サーキットでもスポーツカー顔負けの素晴らしい走りを披露するパナメーラGTSは、ポルシェにとって会心の作と言っていいだろう。なお、日本では夏までにデリバリー開始となる見込みだ。


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