車のローンを組むならどれがいいのか？マイカーローンの基礎知識を解説【購入ガイド】

残価設定ローンとは

マイカーローン3種類は、それぞれにメリットとデメリットがあり、利用目的に応じて選択するのがおすすめです。しかし、車のローンには、「残クレ」と呼ばれる月々の返済額を減らす方法もあり、新たなローンとして利用するケースが増えています。

ここでは、車の第4のローンとも呼べる、残価設定ローンについて解説します。

残価設定ローンの仕組み

別名では「残クレ」「残価設定クレジット」とも呼ばれており、残価の考え方は以下の通りです。

残価＝下取り時の買取保証額（車両本体価格の3～5割程度）

残価を設定することで、車両本体価格の半額から7割程度の金額をローンとして返済することになり、結果的に毎月の支払い負担を減らせるのです。

残クレでローンを完済後は、「新車に乗り換える」「残価を支払って乗り続ける」「ディーラーに返却する」の選択肢が残ることも覚えておきましょう。

残価設定ローンが向いているケース

残価設定ローンには、「毎月の支払額を抑えられる」「3～5年で乗り換えられる」「残価が保証されている」などのメリットがあります。以下のようなケースでは、残価設定ローンの利用が向いているでしょう。

・車の利用期間の目途が立っている場合
・短い周期で乗り換えたい場合
・決まったメーカーの車種に乗り続ける場合
・購入資金が不足している場合

残クレなら、頭金要らずで新車を購入できるので、上手に活用してみましょう。