スバルXVとミライースが急上昇。ノートも好調【ボディタイプ別売れ筋・5月】

セダン／ファストバック：プリウスPHVが本領を発揮

セダン／ファストバック部門は計2万5920台で、シェアは前月比1.7ポイント増の伸びを見せた。この伸びに寄与した一番の立役者は、1万3840台を登録した首位「トヨタ プリウス」。なかでも「プリウス PHV」の貢献が大きい。

プリウスPHVは、5月に5370台を登録しており、ファストバック型プリウス（＝プリウスαを除いたプリウス）の約4割を占めた。前月はプリウスPHVの比率は1割以下だったので、いよいよ初期受注分の納車が本格的に始まったのだろう。PHV技術が今後、どの車種に横展開されるのかも楽しみになってきた。

2位「クラウン」は前月比約2％増の2235台で、3位から2位に浮上。アスリートとロイヤルはいずれも約8割をハイブリッドが占めており、クラウンも主力は完全にハイブリッドだ。3位は「カローラ アクシオ」。前月比4％減で、クラウンに抜かれて順位をひとつダウン。4位「トヨタ プレミオ」と5位「スバル インプレッサG4」も順位が入れ替わり、前月比約26％の伸びを示した「プレミオ」に軍配が上がった。