Gクラス大幅改良。612馬力のAMGモデルも
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
メルセデス・ベンツ Gクラスがマイナーチェンジ。内外装デザインの変更や装備の充実とともに、最新世代のパワートレーンを搭載したAMGモデルを追加した。
エクステリアは、LEDドライビングライトや新設計ドアミラーを新たに採用。
インテリアは、ダッシュボードやメーターパネル、センターコンソール、シート、ステアリングなどのデザインを一新したほか、7インチワイドディスプレイをダッシュボード上面中央に配置し、視認性を向上。手元でナビやオーディオを操作できるCOMANDコントローラーを備えた「COMANDシステム」も採用する。さらに12個のスピーカーを備えるharman/kardonロジック7サラウンドサウンドシステムも標準装備。
また、車両斜め後ろの死角エリアを監視し衝突の危険を警告する「ブラインドスポットアシスト」や、先行車の速度に応じて車間距離を維持する「ディストロニック・プラス」をはじめ、「リアビューカメラ」や「パークトロニック」などの先進安全システムも標準装備する。
日本に導入されるのは、従来モデルにも搭載されていた5.5リッターV型8気筒エンジン(387ps/530Nm)に7Gートロニック プラスを組み合わせた「G 550」(1340万円)に加え、「G 63 AMG」(1780万円)、「G 65 AMG」(3250万円)のAMGモデル2台。
「G 63 AMG」は、G 55 AMGロングの後継モデルで、最新のAMG 5.5リッターV型8気筒直噴ツインターボエンジンを搭載し、544ps(+37ps※)/760Nm(+60Nm※)を発揮。AMGスピードシフトプラスやエコスタートストップ機能により燃費経済性も向上したほか、シャーシは、AMGスポーツサスペンションや、強化ブレーキシステムを採用。※()は先代モデルG 55 AMGとの比較
インテリアはAMG専用デザインのフロントスポイラーやハイグロスブラックグリス、オーバーフェンダーなどを装備。インテリアにはナッパレザーを使用した「デジーノ」レザーシート(フロント、リアにシートヒーター付き)や、アルカンターラルーフライナー、レザーダッシュボードなどを採用する。
新たに追加された「G 65 AMG」は、AMG 6.0リッターV型12気筒ツインターボを搭載し、量産オフロード車として世界最高の612ps/1000Nmを発生、0-100km/h加速は5.3秒をマークする。インテリアは、“デジーノ”ピアノラッカーウッドのインテリアトリムや、ダイヤモンドステッチを施したナッパレザーを用いた"デジーノ"エクスクルーシブインテリアを採用する。
※写真は G 63 AMG
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