両側スライドドアを採用したスズキの新型軽「ワゴンR スマイル」登場。ライフスタイル寄りデザインを写真でチェック
掲載 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹 226
掲載 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹 226
2021年8月27日、スズキの新型軽自動車「ワゴンR スマイル」が発表されました。
コロっとかわいい雰囲気のスマイル、そのベースとなった「ワゴンR」はリアドアがヒンジ式ですが、スマイルはスライド式なのが最大の特徴です。スーパーハイトワゴンの「スペーシア」を除くと、スズキの軽自動車では初のスライドドア採用モデル。他社の軽ハイトワゴンでスライドドアを採用している例としては「ダイハツ ムーヴキャンバス」があります。
ワゴンR スマイルは3グレード展開。下のグレードから並べると…
・G | 非ハイブリッド | FF/4WD | 129万6900円~
・ハイブリッド S | マイルドハイブリッド | FF/4WD | 147万2900円~
・ハイブリッド X | マイルドハイブリッド | FF/4WD | 159万2800円~
フォルムは水平基調のキャビンとボディのシンプルな構成で、エッジの角が丸められ、上質感やディテールのこだわりを表現。ヘッドライトはハイブリッド XがLEDで(他はハロゲン)、Xはライトの周囲を縁取るデイタイムランニングライトも装備。リアは全グレードがLEDとなっています。
両側パワースライドドアはG以外に標準装備。ちなみにホイールは全グレードでスチールですが、アルミホイールを思わせる質感高めの樹脂キャップを装着。カラフルなボディカラーが揃うのもスマイルの特徴で、ルーフが別色となるツートーンを含めると12色が設定されます。
ホイールベースや後席のヒップポイント、5:5の分割可倒機能、左右独立スライド機構、フルフラット機能などはベースのワゴンRと共通ですが、ワゴンRより+45mm全高が上げられ(全高1695mm)、前席のヒップポイントは70mmも高くなっています。
これは前席周りの空間のみ、スペーシアをベースに設計されているからで、細いフロントピラーや低いワイパーの装着位置と相まって、前席にすわった時の見晴らしの良さにもつながっています。また、光沢のあるカラーパネル(ベースグレードを除く)や銅色の縁取り加飾、シンプルながらマルチインフォメーション画面を組み込んだ単眼メーター、お洒落家具調のファブリック生地などでこだわりを演出しています。
先進安全機能のスズキ セーフティ サポートは全グレードに標準装備。全車速対応ACCやヘッドアップティスプレイ、標識認識機能などはハイブリッドS/Xに標準装備となります。また、サイド&カーテンを含む6エアバッグも装備し、安全性を高めた新規格のi-Size適合チャイルドシートも設置可能です。
ちなみにスズキの調査では軽ワゴン購入を検討する層の4割にスライドドアの潜在ニーズがあるとのことで、今後はスーパーハイトワゴン以外の車型にも市場が広がりそう。メインの想定ユーザーは女性ということですが、シンプルでいながら質感高めという存在感は、カスタム系の強面デザインに抵抗を感じる一部男性にも見込みがありそうな気がします。ワゴンRスマイルの今後のセールスに注目です。
【 スズキ ワゴンRのその他の情報 】
スズキ ワゴンRのカタログページを見る
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
事業化お預け「北千葉道路」最後の1区間「東松戸~鎌ヶ谷」どうなる!? 外環道~成田空港直結の高速道路 今どこまで進んでいるのか
「フォーミュラE」にマニュファクチャラー・トロフィ新設、シーズン10から
「アップガレージライダース茨城取手店」が4/6グランドオープン!
スズキ GSX-R750用「HYPER PRO リアサスペンション/スフェリカルベアリング」が m-tech から発売!
F1、2026年も18インチタイヤの使用を継続へ。サイズ変更の代わりに、ピレリは幅とショルダーの縮小を提案
超有名な日産「R34GT-R」が盗難!? 約3週間後に「無事発見!」 輸出間際の「コンテナ」で発見、盗難からの経緯とは
フォレスター圧巻のコスパ!! ヴェゼルは上級グレードがオトク!? 国産SUV14台の「高コスパグレード」
三菱「ランエボVI」が1890万円! 高額の理由は、日本にはない世界に5台だけの「マキネン」仕様の特別車だからでした
【角田裕毅を海外F1ライターが斬る:第1/2戦】首脳陣の思惑が交錯する重要なシーズン。まずは上々のスタートを切った
【MotoGP】フェルミン・アルデゲル、MotoGP昇格決定しMoto2ラストシーズンにやる気MAX「新たな冒険のためにも最高の結果を目指す」
【ひねもすのたりワゴン生活】滋賀から城崎、そして神戸 5日間1500kmのクルマ旅 その4
2024年物流問題の助太刀? 三菱「ミニキャブバン」/「タウンボックス」一部改良 走破性向上
青のストライプと真っ赤な内装、どちらがお好み? 「コルベット」特別仕様車は限定40台
【ズルいぞトヨタ!】欧州版「ヤリス」の商品改良が日本版より豪華&内容充実な“裏事情”とは
【やっぱり出るの?】開発継続が確認された新型「コペン」は定石通りこの夏に登場するのか
「トライトン」の悪路走破力がパジェロ級。SUVの洗練か、ピックアップの可能性か、そこが問題だ!
日本も常識になりそうな「オールシーズンタイヤ」ってなに? 財布と場所と面倒を同時に解決
ついに3000万円台に突入ダ! 「ニッサン GT-R」2025年モデル発表。伝説は続くのか…?
ホンダ ヴェゼル新型予告! シティ派からアウトドア派へ転向!? “ハントパッケージ”ってなんだ?
【言わんこっちゃない!】世界でEVの逆回転始まる! 中国の弱点を攻めるトヨタの粘り勝ち
いま買っとけ! 「コスパMAX」なのに…値上げ前や販売終了が迫る国産車4選