キャデラック、スポーティなセダンとコンパクトSUVを披露

もう1台は、コンパクトSUVのブランニューモデル「XT4」。世界的にプレミアムSUVの人気が高まるなか、従来のラインナップに欠けていたコンパクトセグメントを埋める意欲作だ。

エクステリアは、CT6と同じ新たなデザイン言語を採用。LEDのデイタイムランニングライトでワイド感を強調し、独特の存在感を放っている。パワーユニットは気筒休止機能を備えた2リッター直4ターボで、最高出力237hpと最大トルク350Nmを発生。1,500～4,000rpmの範囲で最大トルクを発揮し続け、抜群のドライバビリティを誇る。リアシートスペースも同セグメントでトップクラスをうたう。

今回出展された2台はいずれも「洗練」という言葉が似合う都会的なモデルとなっている。今のところ日本導入に関する情報はないが、新イメージを打ち出す新生キャデラックは、高級車が群雄割拠の日本でも注目を集めそうだ。

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