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常磐道あおり殴打事件のような場面でどう対処すべきか? 交通問題に精通する弁護士に聞いてきた

対応せずに逃げる、または110番へ通報を

Q10 なるほど。では結局、どうすればいいのか?

A10 とにかく「対応しないこと」だ。スムーズに逃げられる段階であれば逃げてしまい、そうでないならば、窓を閉めてドアをロックした上で110番通報する。そしてドライブレコーダーや携帯電話の動画撮影機能などで相手方の行動を録画するのがベストだ。

何か「対応」しようとすると予想外のことが起きる。そしてそのことによって事態がより悪くなってしまったり、後々こちら側の責任も問われかねない。もちろん状況によっても話は変わってくるので「唯一にして絶対の正解」はない。だがとにかく「警察に対応してもらう」というのがいちばん無難な安全策だ。

……と以上が、法律の専門家である弁護士先生様の意見であった。

腕っぷしにはまるで自信のない筆者ではあるが、さすがに宮崎某のような狂人に絡まれた際には、必要に応じて伝説の右(小学生の頃にボクシングの教則本を立ち読みして体得)を1、2発炸裂させるつもりでいたが、「やめといたほうがいい」ということがよくわかった。

宮崎某のような輩に対しては、まずは「君子危うきに近寄らず戦法」を活用して最大限距離をとる。不幸にも遭遇戦になりそうな気配があれば「三十六計逃げるにしかず戦法」の採用を検討する。しかしそれが不可能な場合には「動かざること山のごとし戦法」に変更して完全籠城。そして110番通報し、官憲に処理を任せる。

これしかないのだろう。めんどくさい話ではあるが……。

なお、ここで記した弁護士の回答はあくまでも「30分5400円のプチ有料相談」レベルでの話であり、あなたに今後降りかかるかもしれない諸問題への完全に正しい対応を約束するものではない。

もしも何かあったら、当たり前だがこの記事を読み直すのではなく、しかるべき専門家にがっつりと相談してほしい。

(ジャーナリストコラム 文:伊達軍曹)

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伊達軍曹(だて ぐんそう):自動車コラムニスト
外資系消費財メーカー勤務を経て自動車メディア業界に転身。「IMPORTカーセンサー」編集デスクなどを歴任後、独自の着眼点から自動車にまつわるあれこれを論じる異色コラムニストとして、大手メディア多数で活動中。

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