世界に先駆けて変貌を遂げようとする東京モーターショーの魅力と課題
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久
また南館2Fなどは、1Fまで行ってもあると気づかない人も居るのではと思えた。観られない入場者はもちろん、見せることのできない出展者も、それでは悲しい。ここに限らず、あまりに展示内容が幅広いせいもあってか、係員との「あのブースはどこですか?」「そんなブースはありません」的なやり取りが頻発しているという話もちらほら聞く。
せっかくの高校生以下入場無料というのも、具体的にどうやって入ればいいのかの説明が足りな過ぎる。実際には中学生、高校生はチケット売り場で学生証などを見せて入る。そして小学生は親、大人が同伴して小学生だと言えばオッケーなのだが、そんなことはWebなどを観てもどこにも書いていない。実際、私の友人は小学生の子供連れで入場しようとしたところ、入場口でひと悶着あったという。そうしたことも含めた案内、あるいはホスピタリティ全般は、最初の週末にすぐにでも直してほしいところだと感じたところだが…。
そうした不満は色々ありつつも、クルマ好きを自認する方には、何なら「今年のはきっとつまらない」と考えている人には是非とも、実際に東京モーターショーに足を運んでほしいと、それでも私は思う。何でも今年は、日本自動車工業会や経済産業省などの偉そうな人たちより、若いスタッフのアイディアを積極的に採用したということなので、若い人にもゼヒ……と言いたい。
世界に先駆けて……と言っていいだろう。まったく新しいかたちのモーターショーへと変貌を遂げようとしている東京モーターショー。実際に足を運んでいただき、それこそクルマの、そしてモーターショーの未来に向けて、前向きな意見を交換できたら嬉しく思う。
最後に超・個人的なことを書くと、スチャダラパーの「The Power of Dreams」で始まるホンダのプレゼンテーションは必見だ。展示自体はそれほど未来志向という感じでもなかったホンダだが、この曲には、まさにクルマがこれまで私達にとってどれほど大きな存在で、そしてこの先の未来にも、どんな夢をもたらしてくれるのかと想像力を喚起する力が宿っていると感じた次第。Webでも閲覧可能だが、できればぜひ会場で……。
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