ヒュンダイの日本再進出が無謀ではないかもしれないと思ういくつかの理由
掲載 更新 carview! 文:瓜生 洋明/写真:瓜生 洋明、Hyundai Motor America 27
掲載 更新 carview! 文:瓜生 洋明/写真:瓜生 洋明、Hyundai Motor America 27
まだ少し先の話ですが、自動車業界の一大イベントである東京モーターショーが今年の10月24日に開幕します。その東京モーターショーに韓国を代表する自動車メーカー「ヒュンダイ」が出展し、日本市場に復帰するそうです。
関係者によると、ヒュンダイは東京モーターショーで600平米ものブースを獲得しているとのことで、これはスバルやマツダといった中堅国産ブランド、あるいはVWやメルセデス・ベンツといった大手輸入車ブランドに匹敵する規模です。
ちなみに、2013年に商用車部門で出展していたヒュンダイブースの面積は約200平米。2015年には商用車部門での出展も取りやめているため、600平米というブース面積は明らかに異変と言えるでしょう。
ヒュンダイは2001年に日本に一度進出しました。日韓ワールドカップや「ヨン様」フィーバーもあって、2005年までは年間2000台を超える新車を販売していましたが、2008年には500台ほどにまで落ち込み、そのまま撤退することとなりました。
ヒュンダイが日本で売れなかった原因は、政治的・歴史的背景による心情的な部分もさることながら、そもそもの商品力の面で国産車に対抗する力がなかったことが大きいと考えられます。当時「ソナタ」という中型セダンが主力モデルとして販売されていましたが、競合は「トヨタ カムリ」や「ホンダ アコード」、あるいは「トヨタ クラウン」など国産車の中でも最も注力されているモデルばかりでした。
ソナタは国産車と同程度の価格で販売されていたため、積極的に購入する層は少なかったのだと思います。当時、「安くて質がいい」を強みに世界で販売していたヒュンダイですが、そのカテゴリーはむしろ日本車が古くから築き上げてきたものでもあったのです。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
実は観客10万人以上少なかった!? MotoGP、スペインGPの総動員数“30万人”は誤りと認める「盛り上げようとするあまり……」
トヨタ「スープラ“86”」!? 300馬力超えエンジン+MTの「FRスポーツカー」! 「GRMN SPORTS FR C PLATINUM」とは何だったのか
ロールス・ロイスの成功の陰にあったサクセス物語。機械の心を読める天才テストドライバー「アーネスト・ハイブス」とは?
フォーミュラE第8戦 ジャガーのミッチ・エバンスがモナコE-Prix制覇!
WRC、”F1スタイル”のチームラジオ放送を目指す? 魅力を引き出すツールになるか
AC コブラGTロードスター…過去と現代が織りなすデザイン
Jujuに新たなスポンサー。建設会社の安藤ハザマと契約締結……スーパーフォーミュラ第2戦でロゴ掲示へ
4人で300km/hオーバーの世界をオープンで堪能できるって心底贅沢! 「稲妻」の名をもつマセラティ・グランカブリオが開く新境地
「北京モーターショー2024」をポルシェが席巻!? 「タイカン」と「マカン」でワールドプレミアを飾る
凄まじい速度差にドライバーは神経をすり減らす! 見ているほうはエキサイティングそのものの「クラス混走レース」の魅力とは
スバルの「新型SUV」実車公開! タフ顔&上質内装に進化に「これは買う」など興奮の声も 全面刷新の「フォレスター」NY登場
シビック・タイプRが3台も参戦で「タイプR好き」なら注目必至! チーム力とドライバーの腕が勝敗を分けるS耐のST-2クラスから目が離せない
【ついに乗ったぞ!】「ランクル250」オフロード試乗 プラドからの進化、300との違いを実感!
欧州高級ブランドより200万円は安そう! 夏発売「クラウンエステート」の絶妙な商品力に注目
高級ミニバン「LM」が苦戦!? “大本命”6人乗り1500万円“バージョンL”が5月に登場か
【ホットハッチは好きですか?】ポロGTI生誕25周年モデル登場 227台限定で486万円
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも