FRシボレー コルベット乗り納め。アメ車を濃く味わえる最後のモデル?
掲載 更新 carview! 写真:編集部
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「ツアー」は市街地をのんびり走る用で、ステアリングは軽く緩く、足はしなやかに優しい乗り心地になります。もちろん硬質さ、というかしっかり感はあるものの、ほぼ乗用車レベルといっても過言ではないほど。のんびり走れば硬さはほとんど気になりません。排気音も抑えられて、深夜の住宅街も行けなくもないレベルになります(それでもそこそこの音量はあります…)。ちょっと気になったのは、ステアリングの反応がかなりユルユルになるのですが、ステアリングセンターあたりのクルマの反応がややシビアなので、高速道路などでは割と頻繁に補正が必要でした。
次に「トラック」を試します。サーキット走行レベルが想定されているとあって、足はガチガチで市街地ではシートの上で体が跳ねてしまうし、ステアリングもずっしりと重く回しづらいものになります。一方で排気音は最大レベルとなり、アクセルを踏み込めばこれぞまさに咆哮とばかりにV8サウンドを楽しめます。このモードではコルベット最上級の本気を楽しめるわけですが、街中では少し使うだけでお腹いっぱいになりました…。
そこで丁度いいのが「スポーツ」です。「ツアー」と「トラック」の中間といった塩梅で、ステアリングの重さも足の硬さもスポーツ走行にちょうど良い具合。ステアリングインフォメーションもしっかりと伝わってくるので、タイヤの状況も掴みやすく、ベターッと張り付くような気持ちいいコーナリングを楽しめます。
その限界は相当高く、スポーツカーというよりはスーパースポーツの領域で、「アメ車でしょ?」なんて斜に構えてたらとんでもない。同価格帯以上の欧州車にも引けを取らないものです。それくらいコルベットのスポーツ性能は高いものと感じました。
それぞれ使ってみた結果、街乗りや長距離移動などの普段使いでは、足は「ツアー」、ステアリングと排気音は「スポーツ」の味付けがベストと感じました。自分好みの設定を登録して任意に呼び出すこともできます。
ユルさもあるし本気度も高いコルベット。溢れ出る色気とオーラはやはりアメリカンであり、欧州のハイパフォーマンスカーと比較するのはなんだかナンセンスな気がしました。新型ではようやく右ハンドルも用意されるようですが、左ハンドルの不便さはあるものの、C7コルベットはアメ車の雰囲気を満喫できる最後のモデルとなるかもしれません。
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