SL63AMG×SL65AMG 清水和夫が選ぶのは?
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:メルセデス・ベンツ日本
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ノーマルのSLには俊敏なハンドリングのためにステアリングレスポンスが向上する「ダイナミック・ステアリング」 という可変ギア比を持つステアリングがオプションで備わる。こうしたアイテムを揃えることで、最近のスポーツカーを牽引しているポルシェやフェラーリのように、スポーツ性をさらに高めたいとメルセデスは考えたのだろう。しかし、AMGモデルにはこのシステムは存在しない。スポーツ性に特化したAMGになぜ存在しないのだろうかと思ったが、その理由はBMWのM3と同じようにパフォーマンスの高いモデルでは、限界走行が不自然になることを嫌ったのだ。
元ポルシェからAMGに移籍して今回のAMG63/65を担当したエンジニアは「SLにはもともとABCという最高に贅沢な油圧アクティブサスを持っているので、これを巧くチューニングしたほうがAMGらしい」と述べていた。そう、ABCこそ、快適性とスポーツ性を高い次元で両立できる唯一のデバイス。もっともメルセデスらしくSLに相応しいサスなのだ。
一言でいうと路面にビロードのペルシャ絨毯を敷き詰めたごとくスムースに快適に走れる。別名スカイフック・サスと呼ばれるアクティブ・サスはさしずめ「空飛ぶ筋斗雲」といったところか。ダンパーだけで可変するシステムや、エアサスやメカサスと比べることができないほど、特別な世界を味わうことができる。スタビもバネもないABCはすべて油圧でボディの姿勢とタイヤの荷重移動をコントロールするのだ。AMGモデルはノーマルよりも高性能タイヤを履くが、荒々しくならないのは美点だろう。
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