スバル セダンの魅力とは?人気モデルの評価と中古車をお得に買うコツ【購入ガイド】
掲載 carview! 3
掲載 carview! 3
車選びの際は、トヨタ・スバル・ホンダなどの自動車メーカーや、セダン・SUV・ミニバンなどのボディタイプをまず絞る必要があります。
ディーラーや中古車販売店で、好きなボディタイプを聞かれた経験があるでしょうか。なんとなくボディタイプ名を知ってはいても詳しくは分からない、という方は少なくありません。
この記事では、スバルのセダンについて解説します。現行および歴代セダンの特徴やレビューをチェックして、予備知識を蓄えましょう。

日本国内ではセダン人気が低迷しているのが現状です。しかし、世界の自動車市場では、セダンの人気はさほど衰えていません。中でも、スバルのセダンは人気があります。まず、セダンの特徴を再確認しておきましょう。
セダンとはエンジンルーム・居住空間・トランクがそれぞれ分かれている3BOXタイプを指します。かつては、普通自動車の主流ボディ形状でした。また、セダンの多くは4ドアで5人乗りです。
サルーンと呼ばれることもあり、前席と後席に仕切りがあるセダンをリムジンと呼ぶ場合もあります。諸説あるものの、人を乗せて運ぶ乗り物だったセダンチェア、あるいは馬車がセダンの由来と言われています。
数ある自動車メーカーの中でも、スバルにはコアなファンが多いことで知られています。世界市場でも人気が高いブランドで、スバルが公表している統計では国内販売台数の2倍以上の車が輸出されていると言います。
2019年度のアメリカにおける小売台数実績は、累計70万117台でした。同年、カナダでは5万7,524台、豪州では4万7台を販売しています。日本国内での人気も安定しており、2020年度の販売実績は、累計10万5,540台です。
スバルが世界中で注目を集めたのは、FIA(国際自動車連盟)の10万km世界速度記録を達成した1989年です。初代レガシィが打ち立てた記録は、世界にスバル車の性能の高さを示しました。翌年の1990年代にはWRC(世界ラリー選手権)へ参戦し、その後に数々の賞を獲得しています。
また、スバルのセダンには独自技術の「水平対向エンジン(SUBARU BOXER)」や、「シンメトリカルAWD」が搭載されています。路面状況に左右されない優れた走行安定性や、思い通りに操れるハンドリング性能が魅力です。
2008年には運転支援システム「アイサイト」をレガシィに初搭載しました。人間と同じ基本メカニズムを発揮できるよう開発された世界トップレベルの安全性能です。2010年にはVer.2、2014年にVer.3へと進化を遂げ、現在では「新世代アイサイト」や「アイサイトX」が登場しています。「2030年死亡交通事故ゼロ」に向けたスバルの取り組みは、着実に成果をもたらしています。

走行性能・安全性能ともに評価が高いスバル車の中から、セダンのラインナップをチェックしてみましょう。セダンには、昨今人気が高いSUVやミニバンとは違う魅力があります。2022年9月現在、スバルが販売している現行セダンは、「インプレッサ G4」と「WRX S4」の2車種です。実際に乗っているオーナーレビューもご紹介しますので、参考にしてみてください。

インプレッサ G4のエクステリアデザインには、スバルが追求している塊感と躍動感が表現されています。大胆ながらも精緻な造りのインテリアは、心地良さを感じられる高級感漂う雰囲気です。
| 車種 | インプレッサ G4 |
|---|---|
| 車体寸法(全長×全幅×全高 mm) | 4,640×1,775×1,455 |
| 排気量(cc) | 1,599/1,995 |
| WLTCモード燃費(km/L) | 12.4~14.1 |
| 新車価格帯(税込) | 200万2,000円~251万9,000円 |
carviw!には『車体安定性が高い。上位グレードのパワフルなエンジンも視野に入れて開発されたであろうシャシーのおかげで、剛性や安定感に余裕を感じます。』というユーザーレビューがあります。
スバル独自の水平対向エンジンやグローバルプラットフォームにより、安定感のある走行性能を体感できることを満足している声が多数です。

同じスバルのセダンでもWRX S4には、インプレッサ G4とは異なる2.4L BOXER 直噴ターボ DITエンジンが搭載されています。新開発ターボチャージャー採用により、ハイパフォーマンスな走りを体感可能です。
新開発のスバルパフォーマンストランスミッションは、スポーツ変速制御を備えています。幅広いドライブフィールを味わうために用意されているのは、ドライブモードセレクトです。
| 車種 | WRX S4 |
|---|---|
| 車体寸法(全長×全幅×全高 mm) | 4,670×1,825×1,465 |
| 排気量(cc) | 2,387 |
| WLTCモード燃費(km/L) | 10.8 |
| 新車価格帯(税込) | 400万4,000円~477万4,000円 |
carviw!のユーザーレビューにも『ドライブモードセレクトで明確に車体の性格が変化する点。パドルシフト操作いらずのスバルパフォーマンストランスミッションの優秀さ。』が、満足している点として挙げられています。

スバルの前身は航空機メーカーです。世界的にも珍しい経歴を持つスバルは、ユニークな発想をもとに独自の技術を開発してきました。これまで販売されてきたスバルのセダンの中には、個性あふれる車が存在します。ここでは、中古車市場でも人気のおすすめ歴代セダンを5車種紹介します。

1998年12月デビューのレガシィB4は、プレミアム感を味わえるスポーティな車です。北米および中国市場を中心に人気があり、スバル車の中でも認知度が高いフラッグシップモデルでもあります。
| 排気量(cc) | 2,498 |
|---|---|
| ミッション | CVT(無段変速車) |
| 駆動方式 | フルタイム4WD |
| 定員(名) | 5 |
carview!のユーザーレビューには『踏めば走るという基本的な挙動ができているところも好きです。』という評価があります。運転の楽しさを味わえる車です。
2022年9月17日時点の中古車相場は、78.9万円~275万円(税込)となっています。

インプレッサ アネシスは、2008年10月に行われたインプレッサ仕様変更に伴い、追加設定された4ドアセダンです。専用フロントグリルや専用ボディカラーなど、より上質な雰囲気に仕上げました。安全性能や快適性にも優れています。
| 排気量(cc) | 1,498/1,994 |
|---|---|
| ミッション | 4AT/5MT |
| 駆動方式 | FF/フルタイム4WD |
| 定員(名) | 5 |
参考になるのは『サスペンションは程よく柔らかく静寂性と相まって乗り心地は満足です。』というcarview!のユーザーレビューです。
2022年9月17日時点の中古車相場は、0.1万円~73.8万円(税込)となっています。

1989年2月には、気持ちの良い走りができる車づくりを理想として、ゼロからレガシィの開発が始まりました。EJ20水平対向エンジンを搭載したレガシィの誕生です。
| 排気量 | 1,820/1,994/2,457cc |
|---|---|
| ミッション | 4AT/5MT |
| 駆動方式 | FF/フルタイム4WD |
| 定員 | 5名 |
carview!の評価には、満足している点として『唯一無二のスタイリングと荒々しいボクサーサウンド』を挙げているユーザーがいます。
2022年9月17日時点の中古車相場は、79万円~248万円(税込)です。

スバルは1992年にラリーでの勝利を目指し、インプレッサベースのWRXグレードを発表しました。その後時をへて、2014年にインプレッサから独立したWRXという新たな車種を発売します。WRXシリーズのスポーツセダンが、WRX STIです。
| 排気量(cc) | 1,994 |
|---|---|
| ミッション | 6MT |
| 駆動方式 | AWD |
| 定員(名) | 5 |
carview!のユーザーレビューには『運転することが愉しくなるクルマです』との声があります。究極のドライビングパフォーマンスを体感できるスポーツモデルです。
2022年9月17日時点の中古車相場は、114.8万円~1,075万円(税込)となっています。

スバル レオーネは歴史が古く、初代は1971年に誕生しました。1984年には、直線ボディを特徴とした4ドアのハードトップセダン3代目レオーネを発売しています。やや角ばったボディスタイルは、空力性能の向上に貢献しました。
| 排気量(cc) | 1,595 |
|---|---|
| ミッション | 3AT/5MT |
| 駆動方式 | FF/パートタイム4WD |
| 定員(名) | 5 |
carview!のユーザーレビューには『快適でソコソコ速く、ちょっとしたダートからロングツーリングまでこなしてくれるオールマイティな4ドアサルーン。』との総評があります。
2022年9月時点の中古車流通台数は少なく、相場は76万円(税込)です。

スバルのセダンは現行モデルだけでなく、生産終了した過去モデルも人気が高いのが特徴です。スポーティな走りを楽しみたいユーザーからの支持が厚く、車種によっては新車価格よりも中古車価格のほうが高騰しています。できるだけお得に中古車を購入するために、注目ポイントを押さえておきましょう。
中古車は販売価格が下がりやすいタイミングがあります。一般的に言われているのは、3月の決算期や9月の中間決算期です。
ディーラーは、業績に応じたインセンティブが自動車メーカーから支払われる仕組みゆえに、決算までに既定台数の販売目標を達成するためのキャンペーンを行います。乗り換えのために中古車の在庫が豊富になり、全体的に相場価格が下がる傾向です。
大抵の自動車メーカーは、一定期間ごとにモデルチェンジを行うのが一般的です。デザインや性能が大幅に変更されるフルモデルチェンジやビッグマイナーチェンジが施されると、これまでのモデルは旧型となります。
新型モデルへ乗り換える人が多くなると旧型モデルの在庫が増加し、販売価格が下がる傾向です。フルモデルチェンジ後の中古車を狙うと、お得に購入できる可能性があります。ただし車種やグレード、人気やニーズの度合いによっては、相場が変動しないケースもあります。

セダンは低重心ボディゆえの快適な乗り心地や静粛性が魅力です。ひと昔ほどの人気はないものの、セダンの魅力に引かれているユーザーは多くいます。
スバル独自の技術が搭載されているスバルのセダンは、優れた走行性能や安全性能が特徴です。世界中で愛されているスバル車に一度乗ってみてはいかがでしょうか。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
7度のF1王者が3戦連続のQ1敗退。ハミルトンから「ただただ怒りが込み上げてくる」と悲痛な声
購入後「1年以内に売られる新車」トップ10! 早期売却の背景に何が起きているのか?
満ちる安心感と幸福感 ロールス・ロイス・カマルグ(2) 特定の角度が美しい長大ボディ
世界で1番高価だったクルマ ロールス・ロイス・カマルグ(1) 1台の完成に半年を要す象徴
スーパーフォーミュラ鈴鹿合同・ルーキーテストに欧州注目株のフレディ・スレイターとウーゴ・ウゴチュクウが参加へ
「これ以上引き出せるものはほとんどなかった」「ラップ自体には満足だがポールを獲れず残念」/F1第24戦予選コメント(2)
「マックスを助けられて誇りに思う」「一晩でマシンをすべて変更し、かなりよくなった」/F1第24戦予選コメント(1)
変幻自在のボディには、シトロエンらしい創意工夫が満ち溢れていた【懐かしのカーカタログ】
劣勢ピアストリ、レース中に王座を諦める時が来る? マクラーレンとチームオーダーについて協議へ
「燃費いいほう一択だろ」本当にそうか? 新型フォレスター“ハイブリッド無し”モデル「コッチのほうがいい」と思う場面とは?
富士スピードウェイホテルが「86GRMN」と「LBX MORIZO RR」のプレミアム試乗体験プランを提供
「妥協」から生まれた伝説、50年の系譜。アウディ5気筒エンジンはいかにしてRS 3で「完成」したか
【いまさら聞けない】認定中古車のメリット・デメリット。購入者が主張する“意外な盲点”とは…どんな人に向いている?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったらもっと高値になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!