ドイツ勢の自動運転や電化、HMIの未来は?…CESレポート【前編】
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:各メーカーオフィシャルなど
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CES開幕前夜に開催される基調講演を担当したのは、フォルクスワーゲン・ブランドを率いるヘルベルト・ディース氏だ。就任後間もなく、アメリカにおけるディーゼル車排ガス問題が起こり、その対応に奔走した人物であり、彼がアメリカを代表する家電ショーという大舞台に登壇すると決めたのは大英断だ。
異例の謝罪から始まったものの、その後は電化の方向に大きく舵を切ったことと、IT戦略を見せる前向きなものだった。去年発表した「ゴルフR タッチ」のベース車をPHVとし、「ゴルフe タッチ」へと進化させたことからも、電化の方向付けが強調されているのがわかるだろう。
目玉は、バスこと、タイプ2を電気駆動で復活させた「BUDD-e(バディ)」だ。音声コマンドやジェスチャーでドアを開閉できたり、自宅のドアフォンと連動して来客と話せるなど、頼れるバディ(親友)のようなクルマという意味だ。
30分の急速充電に対応し、約370kmの走行ができる…といった車両情報にはそう目新しいものはないが、ここで注目すべきは、異業種との協業だ。BUDD-eの開発にあたってLGのクラウド部門やベルリンのITベンチャーと協業したことに加えて、自動運転の分野でイスラエルのモービルアイと組んだり、ドイツ車メーカーの三社合同でノキアの地図事業であるHEREを買収するなど、自動運転とコネクテッド・カーの分野で着々と包囲網を作りつつあることだ。
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