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マツダ 靭 世界初公開 市販化は? 速報フォト

マツダは9月3日、同社の新たなデザインテーマとなる“魂動(こどう)-Soul of Motion”と、これを表現したデザインコンセプトカー「マツダ 靭(SHINARI)」を発表した。さっそく速報フォトをお届けする。

これまでマツダは、自然界の動きをテーマにした「流(NAGARE)」シリーズを発表。今年7月には新型プレマシーに量産車として初めて、流(NAGARE)デザインを採用した。今後は、生物が見せる一瞬の動きに着目し、その動きのしなやかさや生命感をクルマで表現する事を目指していくという。

■マツダ 靭(SHINARI)

今回発表されたコンセプト「マツダ 靭(SHINARI)」は、4ドアの4シータースポーツクーペ。

エクステリアは、フロントフェンダー上部にヘッドライトを配置した「プロミネントフェンダー」を採用。マツダ特有の五角形グリルもより立体的になり、グリルを起点にボンネット、フェンダー、ヘッドランプに繋がるプレスラインでスピード感を表現しているという。
 インテリアは上質かつ未来的な仕立て。ステアリングにはパドルシフトが備わり、「ビジネス・プレジャー・スポーツ」の3つのドライブモードを選択できる。

一部メディアでは、現行4ドアスポーツ「RX-8」が欧州で販売終了する事を挙げ、靭(SHINARI)の市販化に期待が高まると報じているが、現時点で市販化のアナウンスは無い。

以下、プレスリリースより。
■名前の由来「しなり」
 鋼や竹のように強い張りを持ったものをねじったり曲げたりした時に、それらが強い反発力をためながらしなやかにたわむ様子や、人や生き物が速い「動き」を生み出すために体をしなやかに変化させる姿をイメージして名づけました。

全身に力を張り巡らせ、今にも飛び出そうとするかのようなフォルムは、ボディの軸となる強靭な骨格、ためた力を一気に解き放つ瞬発力、そして美しくしなやかな「動き」のつながりを表現しています。

■マツダ・デザイン本部長 前田育男氏の公式コメント

「マツダデザインは、これまでも動きの表現を常に追及してきました。私たちはそれをさらに進化させてゆく中で、生物が見せる一瞬の動きの強さ、美しさや緊張感に注目しました。こうした見る人の魂を揺さぶる、心をときめかせる動きを私たちは“魂動(こどう)-Soul of Motion”と名づけました。私たちはこの“魂動(こどう)-Soul of Motion”を今後のマツダ車のデザインテーマとして、強い生命感と速さを感じる動きの表現を目指します。マツダデザインは今、日本(広島、横浜)、欧州(ドイツ・フランクフルト)、および北米(米国・カリフォルニア)の世界で4つのデザイン拠点の総力を結集してカーデザインにおける動きの表現のブレークスルーに挑み、将来の商品に反映させようとしているのです」。

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