CクラスがビッグMC 変更点は計2000ヶ所
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
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Cクラスがビッグマイナーチェンジを受けた。変更点は2000箇所に及び、エクステリアもインテリアも、大幅なブラッシュアップが加えられた。従来比で19~25万円相当の装備を追加しながら、価格はほぼ据え置きと、戦略的な価格設定になっているという。
新型Cクラスはセダン/ステーションワゴンともに全モデルでエコカー減税を取得。8月下旬に導入される「C350」も取得予定となる。
また、7月には「C63 AMG」の発表も控えているといい、こちらは同月、六本木にオープン予定の「メルセデス・ベンツ・コネクション」でお披露目予定だ。
ダッシュボードは全面的にデザイン変更され、COMANDディスプレイはダッシュ内に収められた。メーター中央部分には上級モデルのようにカラーディスプレイを採用。また、見た目ではダッシュボードをはじめとする樹脂インテリアの表面が高品位な素材になり、室内の印象は大きく変わった。
居眠り運転を未然に防ぐアテンションアシストや、ハイビームとロービームを自動的かつ連続的に切り替えるアダプティブハイビームアシストなど、上位モデル譲りのハイテク安全システムも標準装備。駐車ガイダンスシステムのパークトロニックは全モデルにパッケージオプションが可能だ。
フロント周りは最新のメルセデスファミリーに準じたデザインにアップデート。バイキセノンヘッドライト装着モデルでは、Cシェイプのポジションライトなど、LEDが多用された新デザインが採用された。フロントバンパーやラジエーターグリルもよりダイナミックなデザインに改められ、新たにアルミ素材を用いたボンネットは約10kgの軽量化に貢献している。Cd値はプレミアムコンパクトクラスでは最高レベルの0.26で、欧州仕様では従来モデルに比べて最大31%の燃費低減を実現した。
また、リア周りもCシェイプのウインカーやブレーキランプ、スモールランプにLEDを全面的に採用。
パワートレーンではV6モデルが従来の3リッターから新開発の3.5リッターV6直噴ターボにスイッチ。ピエゾインジェクターを使い、リーンバーン制御を実現したBlueDIRECTテクノロジーと、アイドルストップ機能のECOスタートストップ機能を搭載し、306ps/370Nmと燃費経済性を両立。
従来から引き継ぐ1.8リッター直4直噴ターボモデルにも、新たに7速トルコンATの「7Gトロニックプラス」を組み合わせた。
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