ディーゼル人気＆ミニバン市場の拡大続く【ボディタイプ別売れ筋】

クーペ／オープン：ロードスターが首位維持も販売はやや減少

クーペ／オープン部門は計2148台で市場シェアは前年比0.4ポイント増の1.1％。首位は6ヶ月連続で「マツダ ロードスター」。10月は前月比34.8％減とやや落ち込みが大きかったが、フルモデルチェンジ以来、首位の座を譲っていない。また10月1日には、走りの楽しさを深化させた新グレード「RS」を追加し、商品力を強化している。

2位は「トヨタ 86」。前月比13.9％減とロードスターに比べ落ち込みは少なかったが、首位との差は302台と市場規模の割には大きく、追いつくのは容易ではなさそうだ。3位は「レクサス RC」。こちらは10月1日に2リッター直噴ターボエンジン搭載車が設定され、さらに高性能モデル「RC F」にはパワートレインやシャシーにファインチューンを施すなどの改良を実施している。10月時点では台数増には結び付いていないが、11月以降にその成果が表れるかもしれない。

そして5位は「ホンダ CR-Z」。10月19日のマイナーチェンジで、デザイン変更や走行性能の向上が図られた。こちらも11月以降に登録台数が伸びそうな予感だ。