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ディーゼル人気&ミニバン市場の拡大続く【ボディタイプ別売れ筋】

登録乗用車は前年超え

10月の新車販売は、前年比4.1%減で、10ヶ月連続のマイナスとなった。とはいえ、4月以降、マイナス幅は1ケタ減と少なくなっており、少しずつ上向きになってきている。特に日本メーカーの登録乗用車については前年を上回っており、商品力アップを図るメーカーの努力が成果をあげている。さっそく詳しい状況を見ていこう。

区分はハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン(ワンボックス含む)、SUV(クロスカントリー車含む)、クーペおよびオープンカー、軽乗用車の7部門とし(外国メーカー車は除く)、日本自動車販売協会連合会(自販連)、全国軽自動車協会連合会(全軽自協)の統計に加え、「トヨタ カローラ」のように同じ車名で複数のボディタイプを持つモデルについては自動車メーカー調べのデータで集計。なお一部データに概算数字が含まれるため、総合計データとやや誤差が生じる点はご了承いただきたい。

10月の日本メーカー登録乗用車(海外生産車も含む)の国内販売台数は18万9155台で、前年に比べて1.0%拡大し、2ヶ月ぶりのプラスとなった。軽乗用車の10.8%減、10ヶ月連続のマイナスという状況に比べると、登録乗用車は増税後長らく続いた販売低迷からようやく脱した感がある。

ボディタイプ別では、もっとも伸び率が高いのはミニバンで、1年前に比べて8.2ポイント増。セダン(前年比+0.5ポイント)とクーペ/オープン(同+0.4ポイント)もプラスで、ハッチバック(-8.7ポイント)とステーションワゴン(-0.7ポイント)はシェアを減らしている。

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