ディーゼル人気&ミニバン市場の拡大続く【ボディタイプ別売れ筋】
掲載 更新 carview!
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10月のハッチバック車の登録台数は6万3497台で、前年の同じ時期に比べて1万5454台減っている。市場シェアは33.6%でもっとも大きいが、ミニバンが31.4%と迫ってきている。その差2.2ポイント。ミニバン市場に「トヨタ シエンタ」という大物が加わったのに対し、ハッチバックは「トヨタ プリウス」がモデル末期で台数が減少している状況で、両者の差は狭まっている。この状況は年末まで続きそうで、新型プリウスの市場導入後はハッチバック市場の巻き返しが予想される。
首位は「トヨタ アクア」で前月と変わらないが、10月は新車の需要が縮小する傾向にあり、アクアの登録台数も前月に比べ15.3%減少した。そんななか、前月3位だった「ホンダ フィット」は、前月比19.4%増と大幅に伸びて、2位にランクアップ。9月末の一部改良で、デザイン変更や装備充実を図ったのが販売増に結びついた。逆に3位「日産 ノート」は2位からランクダウン。前月比28.2%減とやや落ち込みが大きく、フィットなどにパイを奪われた模様だ。
4位と5位には「トヨタ ヴィッツ」と「トヨタ プリウス」がランクイン。それぞれ前月4位だった「マツダ デミオ」(10月は6位)を抜いてランクアップした。プリウスにとってハッチバック部門でのトップ5入りは5ヶ月ぶり。モデル末期であるにもかかわらず、根強い人気を見せた。
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