値上げと値下げが交差する輸入車マーケット
掲載 更新 carview!
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軽乗用車は20カ月ぶりに前年割れとなったが、5月単月の貨物車を含めた軽全体では過去3番目に多い販売台数となり、好調な売れ行きを堅持している。この牽引役となっているのは軽メーカーの2強、ダイハツとスズキではなく、昨年、軽のシェアを11年の8.2%からほぼ倍増の16.2%に伸ばしたホンダだ。「N BOX」、「N-ONE」がヒットモデルとなり、今年も1~5月累計でシェア20.2%と、ダイハツ32.3%、スズキ29.9%に次いで3位につけている。ホンダは国内市場では軽重視の方針を打ち出していて、今年は普通車、小型車とも1~5月の前年同期比が58.2%減、41.1%減と苦しんでいるが、軽乗用車は41.4%増と好調なため、乗用車メーカーランキングではトヨタに次いで2位を確保している。
そんななか、昨年2位の座をホンダに奪われた日産が三菱と共同開発した軽乗用車、「デイズ」を投入。三菱は昨年唯一、乗用車メーカーで前年割れだったが、デイズと同時に「eKワゴン」をモデルチェンジ。デイズとeKワゴンはOEM(相手先ブランド供給)関係ではなく、プラットホーム(基本骨格)やパワートレーンなどは共有化しながらもデザインや装備は差別化されている。軽市場は重要だが、あまりコストはかけたくないという両者の一致した思惑から生み出されたのだ。
日産と三菱はデイズとeKワゴンの投入により、両社合わせて20%のシェアを目指すとしているが、すでに事前受注台数はともに約1万2000台と好調な出足を予感させる。しかし、上位軽3メーカーも、ダイハツは「今年もシェアトップを取る」と公言し、スズキも「シェア30%死守」が今年の目標。ホンダはすでにシェアを20%台に乗せており、トップ3+日産&三菱の目論見を合わせると100%を上回るような状況だ。さらにダイハツは「タント」のモデルチェンジを今夏に前倒しする意向で、秋にはホンダが「ライフ」をモデルチェンジの予定。トップ3+日産&三菱の軽バトルはまだ始まったばかりだ。
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