ヴィッツ好調でコンパクト／ハッチ市場が拡大【ボディタイプ別売れ筋・6月】

軽乗用車：N-BOX、モデル末期も他を寄せ付けない強さを発揮

軽乗用車部門は計12万2450台。国内メーカー乗用車全体に占めるシェアは33.6％。登録乗用車に押され、シェアは今年もっとも低くなった。

首位は1万7653台を登録した「ホンダ N-BOX」。今秋にフルモデルチェンジを控えながら、6月は台数を下げるどころか逆に前月比約35％増と大幅に増加し、堂々首位に立った。2位は「ダイハツ ミラ」。5月の「ミライース」のフルモデルチェンジで勢いをつけ、2ヶ月連続で2位を獲得している。

3位の「ダイハツ ムーヴ」と4位の「ダイハツ タント」も好調。登録台数はいずれも1万1000台を超えており、安定して売れている。5位には「日産 デイズ」が入った。

なお2017年上半期の販売台数で軽部門トップに立ったのは「N-BOX」。1-6月まで首位を保ち続け、累計登録台数は10万6231台と他を寄せ付けない強さを発揮した。