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新旧ブルーアースを比較テスト。その結果は?

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ブルーアース・AE-01F

転がり抵抗AAAを獲得&手応え十分【ブルーアース・AE-01F】

転がり抵抗の少ない低燃費タイヤ「ブルーアース・AE-01」のモデルチェンジ版「ブルーアース・AE-01F」。従来のAE-01は、コンパクトカーをはじめとするベーシックカーに適した低燃費タイヤで、JATMA(日本自動車タイヤ教会)が定めるタイヤラベリング制度では、転がり抵抗性能が5段階中2番目のAA(ダブルエー)だった。これが新しいAE-01Fでは最上位のAAA(トリプルエー)に進化した。

AE-01Fは、トレッドパターンや内部の構造はAE-01のデザインを踏襲しているが、AAA獲得のため、コンパウンドを改良。耐摩耗性能に貢献する複数のポリマーをブレンドしたほか、高分散性シリカと横浜ゴム独自の技術であるオレンジオイルを配合することで、転がり抵抗性能を向上させた。

テストコース内の高速周回路を数種類のコンパクトカーで走行した。低燃費タイヤ=グリップが低く頼りない印象を抱きがち。実際、出始めの頃の低燃費タイヤのなかには心もとないタイヤもあったが、それも今は昔のこと。120km/h前後でバンクを含む高速周回路を走行しても一切不安はない。転がり抵抗の優れるタイヤは踏面が硬く、それが乗り心地にも影響することがあるが、AE-01Fは凹凸路面も無難に通過することができた。

そして、ドライバーがアクセルから足を離すと、AE-01Fは本領を発揮する。横浜ゴムの測定によると、AE-01Fは、AE-01に比べころがり抵抗が11.4%低減した。それでいて、制動距離はドライ、ウェットともにAE-01よりも短い(ウェットグリップ性能は、AE-01F、AE-01ともに4段階中3番目の「C」)。低転がり性能がA(シングルエー)の「DNA ECOS」に比べ、JC08モードでの燃費を4%向上したという。

高速走行、スラローム、ブレーキングのどの面でも、AE-01Fは十分な手応えを感じさせた。低燃費タイヤが、低燃費に貢献する代わりにグリップ力、操縦安定性、乗り心地などの面で我慢せざるを得なかった時代から一歩進んだことを、感じさせた。

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