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ディーゼル遂に北米へ! アウディの最新TDI試乗

品質の不安定なアメリカの軽油でもBIN5をクリア

体感はできないけれど、技術的に見れば排ガスも十分にクリーンだと理解できる。最高2000barの噴射圧を確保したコモンレール+ピエゾ・インジェクターの採用によって、静かで振動の少ないエンジンを開発した。具体的には、低速域ではメインの前にパイロット噴射を2回、中速域では1回、さらに2500rpm以上やパーシャル領域ではメインの後にポスト噴射を1回行っている。加えて、EGR(排気ガス還流システム)の強化によって排ガスを冷却して再びエンジンに送り込むことでNOxを減らしたり、低速域からスムーズな加速が得られるようにターボチャージャーを最適化するなど、多くの改良が施されている。

このエンジン単体でもヨーロッパの排ガス規制「ユーロ5」をクリアするが、デノックス触媒と尿素SCRといった後処置装置を付けることで、健康被害の原因といわれるNOxを無害なチッ素まで処理できる。加えて特筆すべきは、品質が不安定なアメリカの軽油でもBIN5をクリアできること。具体的には、燃焼室センサーでシリンダー内の圧力を監視して、噴射タイミングをコントロールしている。排ガスがクリーンなのはもちろん、燃費は37mpgと、ガソリンエンジンで言えば2リッタークラス並みに抑えられている。

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