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スズキ スイフトスポーツはかっ飛ばさなくてもまっ当な実用車=国民車か?

大人の鑑賞眼に耐えうるデザインだが「赤」が過剰だ

国民車候補としては燃費も気になるところだが、ここについては「及第点ぐらい」といったところだろうか。

AT版の場合、カタログ燃費は16.2km/L(JC08モード)だが、実際のそれはなんだかんだで「平均13km/L台」ぐらいと思われた。スイスポは残念ながら(?)ハイオク指定であるため、正直もうちょい走ってくれると助かる。が、この車がドライバーの心にもたらしてくれる恩恵とのトレードオフで考えれば、「まぁ許容範囲かな」と思える人は多いはずだ。

そして内外装のデザインと質感もなかなかよろしい(と、個人的には思う)。この種のいわゆる国産ホットハッチのデザインは、やたら攻撃的というか、ハッキリ言ってしまえばガキっぽいものが過去には多かった。4代目のスイスポにもそういった部分がないとは言わないが、大人の鑑賞眼に耐えうるというか、欧州のライバルと見比べても何ら恥ずかしい気持ちにはならない意匠に仕上がっている。

ただし「赤」を過剰に用いているインテリアは、もう少し抑えめなニュアンスにしてほしかったところだ。免許取りたてぐらいの若衆諸君はこれでもいいのかもしれないが、30歳を越えた大人には少々気恥ずかしい。いくら、同じ赤でも「けっこうシブい色味の赤」を使っているとはいえ。

ただ、筆者は試乗中にひとつの発見をした。

試乗車のフロアマットは、アクセサリーカタログに載っている商品番号86「フロアマット〈チェッカー〉」という赤と黒のモノだった(写真左)。このフロアマットの色味の激しさが、インテリア全体の激しさを加速させてしまっているのだ。

だがこの部分を商品番号91「フロアマット〈プルミエ ノワール〉」または商品番号92「フロアマット〈スタウト〉」といった黒系のフロアマットにするだけで、キャビン全体はかなりシックな雰囲気に変わり、「赤の多用」もさほど気にならなくなる。筆者は試乗中、さすがにフロアマットの交換はできなかったが、自前の黒いリュックサックを床面に置くことで代用し(写真右)、その視覚効果を十分に確認した次第だ。

ということでスイフトスポーツの契約時は、ぜひぜひ黒系のフロアマットを選択してほしい。

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