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ヴィッツの内装は使い勝手が抜群。内装色やシート素材もグレードごとに解説【購入ガイド】

ヴィッツの内装は使い勝手が抜群。内装色やシート素材もグレードごとに解説【購入ガイド】

ヴィッツの内装は使い勝手が抜群

ヴィッツは2020年3月で新車販売を終了したトヨタのコンパクトカーです。コンパクトカーの内装は「狭い・収納スペースが少ない」といったイメージがある方もいるのではないでしょうか。

この記事では、2017年のマイナーチェンジ以降のヴィッツについて、内装の特徴やグレードごとのカラーリングの違いなどを解説します。ヴィッツに興味のある方は参考にしてください。

ヴィッツの内装は利便性が高い

コンパクトカーに分類されるヴィッツは、その外観からは想像できない高い利便性の内装が特徴です。「コンパクトカーだから荷物は多く積めないのではないか」と思われる方もいるかもしれません。ここではヴィッツの収納力やモデルごとの違いを解説します。

使い勝手の良いシートアレンジ

ヴィッツは5人乗りのコンパクトカーで必要十分な室内スペースです。室内寸法は、全長1,920mm×全幅1,390mm×全高1,240mm~1,250mmに設計されています。

ヴィッツはシートアレンジすることで収納スペースを有効活用できます。リアシートは一体可倒式、もしくは6:4分割可倒式です(グレード別)。どちらも、フルフラットにはなりません。

段差解消ができるマットなどを活用すれば、段差は気にならなくなるでしょう。

余裕のトランクスペース

トランクスペースにも工夫が施されています。前述したシートアレンジ以外にも、収納スペースはさらに確保可能です。

トランクにはアジャスタブルデッキボードが備わっています。アジャスタブルデッキボードをトランク下段に下げることで、高さ120mm分の収納スペースができ、トランクケースを立てた状態の運搬も可能です。

荷物の乗せ降ろしもスムーズにできます。ヴィッツのトランクケースには、開口幅1,080mm×開口高800mmの大きく開くリアゲートからアクセス可能です。ベビーカーの運搬にも活躍するでしょう。

工夫された収納スポット

トランクスペース以外にも、ヴィッツには収納スペースが確保されています。以下は、収納スペースの一覧です。

  • 助手席アッパーボックス
  • 助手席オープントレイ
  • 助手席グローブボックス
  • 助手席買い物アシストシート
  • 助手席シートバックポケット
  • 助手席シートアンダートレイ
  • フロントコンソールトレイ(カップホルダー2個)
  • センターコンソールトレイ&リアカップホルダー2個
  • フロントドアポケット&ボトルホルダー
  • カードホルダー
  • コインポケット
  • メーターサイドボックス

仕切りが設けられているなど、広い収納スペースを有効活用できます。

ハイブリッド車とのメーターの違い

ヴィッツにはハイブリッドモデルとガソリンモデルがラインアップしています。内装面で違いを感じられる点は、メーターパネルデザインです。

ガソリンモデルのメーターパネルは、アナログ式のタコメーター・スピードメーターが備わっています。一方、ハイブリッドモデルに搭載されているのは、スピードメーターとハイブリッドシステムの稼働状況が分かる専用インジケーターです。

ガソリンモデルにはアナログ式の燃料計もしくはエコ情報などを表示する液晶ディスプレイが装備されています。対して、ハイブリッドモデルは全て液晶ディスプレイです。

ハイブリッドモデルの液晶ディスプレイには、エネルギーの流れやエンジンの状況を伝える情報が映し出されます。

画像:トヨタ自動車

【グレード別】ヴィッツの内装色とシート素材

ここからは、グレード別にヴィッツの内装の特徴を紹介します。紹介するヴィッツのグレードはF・U・Jewela・RS・特別仕様車の5種類です。それぞれ車両コンセプトが異なるため、自分に合ったグレード選びの参考にしてください。

Fの場合

Fはベースグレードです。ヘッドレストが一体型となったシートは、ファブリック素材が採用されています。内装色はブラックとアイボリーの2色展開です。

Fのハイブリッドモデルはオートエアコンを、ガソリンモデル(F・Mパッケージ・SMART STOPパッケージ)にはマニュアルエアコンが採用されています。

この他、デッキボードがガソリンモデルのF(4WD車)以外に使われないなど、Fグレードの中でも装備に違いがあるのが特徴です。

Uの場合

Uは便利な装備を追加し快適性を備えたグレードです。シート素材にはハイグレードファブリックが使用されています。内装色はブラックとパレルブラウンの2色展開です。

運転席には温熱シートが標準装備されています。温熱シートは、HIとLOの2つの温度設定が可能です。冬場の使用のみならず、LOモードをセレクトすれば夏の冷房使用時に体の冷えを防げます。

リアシートは、分割可倒式です。シートアレンジ次第で、人を乗せつつもテントなどの長尺物の運搬もできます。

Jewela(ジュエラ)の場合

Jewelaは女性ユーザーをターゲットに開発されたグレードです。シート素材にはJewela専用のファブリックが使用されています。内装色はブラックと温かみのあるマルサラの2色展開です。

バニティミラー付きのサンバイザーの付近には、天井照明も備わっています。夜間でも身だしなみを整えたい女性にとって便利な内装です。

髪や肌への美容効果が期待できるナノイー機能も搭載(一部モデル)しています。

RSの場合

RSはスポーティーな走りを楽しめるグレードです。内装色はブラックのみ展開しています。スポーツファブリック素材のシートが備わっており、前述したグレードと違った質感を味わえるグレードです。

スーパーUVカット・IRカット機能付きのフロントガラスが採用されています。紫外線による日焼けを防いだり、赤外線による車内の温度上昇を防いだりできるため、快適な運転が可能です。

20周年記念特別仕様車の場合

初代ヴィッツが誕生したのは、1999年です。それから20年が経過した2019年に記念モデルとして、特別仕様車が販売されました。

シート素材には、専用ファブリック(ブラック&グレー)が採用され、ライトグレーカラーであしらわれたステッチが特徴です。内装のカラーはブラックのみ展開しています。

ブラックの内装カラーにはシックな印象を受ける方もいるかもしれません。しかし、エアコンダイヤルやインサイドドアハンドルなど、至る所にメッキが加飾されているため、上質な空間を感じられるでしょう。

画像:トヨタ自動車

ヴィッツの内装を楽しもう。おすすめカスタムパーツ

「ヴィッツの内装をカスタマイズしてみたい」と考える方もいるのではないでしょうか。ここではヴィッツの内装をカスタマイズする際の、おすすめパーツを紹介します。

車の知識がない方でも、手軽にできるカスタマイズですので参考にしてください。

シートカバーで質感をUPしよう

シートカバーは、座ったときの触り心地のみならず、外から見てもヴィッツとは思えないような個性的な内装にできるカスタムパーツです。

シートカバーはさまざまなカスタムメーカーから販売されています。撥水加工が施されたものや質感をアップさせてくれるレザー調のものまであり、種類は豊富です。

シートの汚れが気になる場合もシートカバーひとつで汚れを隠し、内装の雰囲気も変えられます。

ステアリングカバー&シフトノブで個性を出そう

ステアリングやシフトノブのカスタマイズも、個性的な内装を演出できます。ステアリングは社外品への交換も可能です。しかし、ステアリング交換は知識がなければ難しいかもしれません。

手軽にカスタマイズするならステアリング交換ではなく、ステアリングカバーがおすすめです。例えば、本革仕様のステアリングカバーを装着するだけで、質感を上げられます。

シフトノブは、こだわりを感じるデザインやカスタムメーカー品などに交換可能です。

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