セレナがジャンプアップ。フリードは早くも上位争いに【マーケット概況・10月】
掲載 更新 carview!
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10月の乗用車(軽乗用車含む)ブランド別は、9ブランド中、ホンダ、ダイハツ、日産、スバル、三菱の5ブランドが前年比プラスとなった。ホンダは普通乗用車、小型乗用車、軽乗用車のすべてで前年を上回り、全体では4%のプラスに。小型ミニバンの「フリード」をフルモデルチェンジしたことで、普通乗用車と軽乗用車に加えて小型乗用車もプラスに転じ、“三冠”を達成した。
ダイハツは、普通乗用車が前年を下回ったが、小型乗用車と軽乗用車がプラスとなり、全体では2%のプラスに。特に「ムーヴ」(ムーヴ キャンバスを含む)が好調で、軽登録台数でライバルのスズキに約7700台差をつけ、総合順位でスズキを抜いて3位に浮上した。
日産は小型乗用車と軽乗用車が2ケタ減ながら、セレナ(※セレナは標準仕様は小型乗用車、ハイウェイスターは普通乗用車)の新型車効果で普通乗用車が45%増となり、全体で1%のプラスに。スバルは普通乗用車が好調で、全体では17%増となった。三菱は小型乗用車と軽乗用車が前年を上回り、全体では2%増と8ヶ月ぶりにプラスに転じた。
一方、トヨタは普通乗用車と軽乗用車はプラスながら、小型乗用車が前年を割り込み、全体では1%の微減ながら、8ヶ月ぶりにマイナスとなった。また、レクサスも7%減と前年を割り込んだ。スズキは軽乗用車がマイナスとなったことで、全体で9%減。マツダは軽乗用車はプラスだったが、普通乗用車と小型乗用車が前年を割り込み、全体では16%減という結果となった。

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