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7月のマーケット概況、軽が13ヶ月ぶりに減

2ケタ増で存在感を見せつけたホンダ

乗用車(軽乗用車含む)のブランド別では販売台数で1位のトヨタを含め、9ブランド中7ブランドが前年を下回った。好調だったのは26.3%増と唯一の2ケタ増で2位につけたホンダで、1万6636台を売った「フィット」や1万1567台を売った「ヴェゼル」が台数を稼いだ。ただしこの2台、7月10日にハイブリッド車のエンジン制御コンピューターの不具合でリコールの届け出が出されており、その影響が8月以降の販売に響いてくる可能性はありそうだ。なお3位のスズキは「ハスラー」の大健闘により、右肩上がりを維持している。

日産はダイハツを抜いて4位に浮上。一番の立役者は「デイズ」で、燃費を30.0km/Lにまで引き上げた一部改良が効いたようだ。また「レヴォーグ」が好評を博しているスバルも6位へと順位をアップ。マツダは7位に順位を落としたものの、新型「デミオ」の生産を開始し、巻き返しに出る構えを見せている。三菱も「パジェロ」や「ギャラン フォルティス」の一部改良など商品力の向上を図っており、秋にかけてはニューモデルや改良モデルが市場を盛り上げそうな雰囲気だ。

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