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FJクルーザーの乗り心地ってどうなの?走りと機能面の口コミを見てみよう【購入ガイド】

FJクルーザーの乗り心地ってどうなの?

FJクルーザーは、トヨタが2018年まで販売していたクロカンSUVです。レトロな外観と、オフロードを走破する走行性能で注目を集めていました。それでは、FJクルーザーの乗り心地にはどのような特徴があるのでしょうか。

この記事では、ユーザーの口コミを紹介しつつ、FJクルーザーの魅力を解説します。FJクルーザーのライバル車を含めた中古車相場も紹介しますので「FJクルーザーの購入を考えている」または「自分に合ったクロカンSUVを探している」といった方の疑問も解決するでしょう。

FJクルーザーの乗り心地は?まずは基本情報をチェック

まずは、FJクルーザーのグレード構成やスペックといった基本情報をチェックしましょう。車の乗り心地は車体サイズやエンジンが大きく影響します。グレードごとに装備も異なるため、選び方のポイントも合わせて参考にしてください。

グレード一覧

FJクルーザーは既に生産終了しています。最終モデルのグレードは以下の4種類です。

  • カラーパッケージ
  • ブラックカラーパッケージ
  • オフロードパッケージ
  • FJクルーザー

グレードによる主な違いは装備内容です。例えば、ブラックカラーパッケージは専用ブラック塗装の265/70R17タイヤ+ 17×7 1/2Jアルミホイールが標準装備ですが、他のグレードは同サイズのスチールホイールです。

装備内容も乗り心地に大きく影響するため、自分の使用シーンに合ったグレードの選択が重要です。

主要スペック

以下、FJクルーザーの主要スペックです。以下の内容はすべてのグレードで共通しています。大きな車体と、それを力強く走らせるハイパワーなエンジンが特徴です。

■FJクルーザーのスペック一覧
車体サイズ(全長x全幅x全高):4,635x1,905x1,840(mm)
重量(kg):1,940
室内寸(室内長x室内幅x室内高):1,785x1,560x1,225(mm)
エンジン:4.0L V型6気筒DOHC
最高出力【kW(PS)/rpm】:203(276)/5,600
最大トルク【N・m(kgf・m)/rpm】:380[38.8]/4,400
燃費(JC08モード)【km/L】:8.0

インパクトのあるボディが魅力

FJクルーザーはアメ車としても販売されていたため、スペックからも分かるとおり大きなボディが特徴です。角ばったスタイルにより、さらにインパクトのある車に仕上がっています。

リヤ周りのクォーターウインドやLED式ハイマウントストップランプを配置したリヤスポイラー、3連ワイパーやピラーレスの観音開きのサイドドアなど印象的なエクステリアの特徴も豊富です。

オプションでは20インチアルミホイールも選択すれば、さらに引き締まった印象に変わります。

グレードの選び方

ブラックパッケージは、その名のとおりタイヤやラジエーターグリル、フロント&リヤバンパーやバックドアガラスハッチなど、ブラックカラーの装備を多数採用しています。全体的に上質な雰囲気となるため、デザイン重視の方におすすめです。

オフロード走行を楽しみたい方は、舗装されていない道路も力強く走破できるオフロードパッケージをおすすめします。ショックアブソーバーにビルシュタイン製モノチューブ、運転支援システムとしてホイールスピンや車輪のロックを抑制するクロールコントロールを採用しました。

FJクルーザーの乗り心地は?走行面の口コミを紹介

スペックや装備内容を見て車を購入すると、イメージとの違いを感じるかもしれません。そこで、この項目でFJクルーザーの口コミをいくつか確認しましょう。

実際に使用した方が感じたメリットを理解し自分の目的と比較すれば、購入すべきか適切に判断できます。

パワーがある

みんカラの口コミでは『車体に合ったトルクパワーが良い』『しっかりアクセルを踏み込めば豪快に加速していきます』『NAエンジンでもV6の4,000ccということもあり、スムーズに吹け上がり加速します』など、走りのパワーが高く評価されていました。

FJクルーザーは4.0Lの大きなエンジンを搭載しているため、大きな車体でも力強い加速を味わえます。

エンジン音が最高

みんカラの口コミでは『北米向けにチューニングされたというエンジン音は、現行車種にはない快音。ドライブする分にはうるさすぎず心地良い』『排気音は吸排気系をすべてワンオフ作製のため、甲高い高音でFJには珍しいかも』など、エンジン音の評価が多数見つかりました。

排気量の大きなエンジンを搭載した車は騒音になりがちなイメージがあるかもしれません。しかしFJクルーザーは、個性的なエンジン音でありながら耳障りの良い音を出してくれます。

弱点が気にならない乗り味

FJクルーザーはメリットばかりの車ではありません。例えば低い燃費値やボディに対して狭い荷室など、デメリットもいくつかあります。

しかし、みんカラの口コミには『実用性と燃費を超越する魅力』『釣りや車中泊キャンプに使います。荷室は狭いですが、火を使う調理などにこだわらなければ十分な広さです』など、デメリットを考慮しても魅力を感じているユーザーのほうが多数です。

オフロードだけでなく高速走行も快適

みんカラの口コミでは『オフロード性能もある車としては充分快適な乗り心地で、ボディ剛性がしっかりしている』『オフロードパッケージに乗ってますが、河原のような所を走るととにかく快適』など、オフロードの走破性が評価されていました。

また『ラダーフレーム構造のため、しっかり感を体感できる。高速直進安定性があり長距離の疲れにくさに一役買ってます』など、高速走行時の快適性も評価されています。

FJクルーザーの乗り心地は?機能面の口コミを見てみよう

車を購入する際には乗り心地だけでなく、シートの快適性や運転席回りの使い勝手も重要です。そこでこの項目では、FJクルーザーの機能面のメリット・デメリットに関する口コミをいくつか紹介します。

故障の起こりやすさも長く使う上では重要なため、その点も含めて以下の内容をご確認ください。

シートが大きすぎる?

みんカラの口コミでは『唯一残念なのはシートだ。日本人には大きすぎる。まるでサポートしない』など、シートの大きさを不便に感じるという評価がいくつかありました。

FJクルーザーは国内販売以前に北米で販売されていたため、日本人の身体に適したシートではないのかもしれません。

また『リアシートの居心地が悪い。足元が広くてリアシートがリクライニング出来ればよかった』など、リアシートの快適性に不満を持つユーザーもいました。購入する際には実際に車内に入って確認すると良いでしょう。

視界が狭い

みんカラの口コミでは『予想外の室内静粛性と乗り心地の良さ』『走行時の車内の静粛性が高く快適』など、静粛性の高さも評価されていました。

FJクルーザーは、独特なエンジン音も楽しめるモデルです。『一般道(郊外道路)巡航時のエンジンの静粛性、加速時にでるエンジン音、たまらんです』という口コミから、巡行時には静かで快適なドライブ空間を楽しめるでしょう。

故障知らず

みんカラの口コミでは『一切の故障トラブルがないまま11万キロを超えました』『故障の不安とは無縁の信頼性&長く乗り続けられそうな堅牢性』『トヨタブランドなので故障も少なく、維持費も予想がつく』など、故障の少なさを多数のユーザーが感じていました。

故障が多いほど修理費も高額になります。そのため、長く使用する予定で維持費を抑えたい方にもFJクルーザーはおすすめです。

FJクルーザーに欠点はある?

FJクルーザーは「ユーザーを選ぶ車」といわれるように、実用性を重視する方には弱点と思われる部分もあります。

みんカラの口コミから見たデメリットを総括すると、FJクルーザーの弱点は燃費と使い勝手のクセです。

お世辞にも低燃費とは言えず、チャイルドシートの取り付けや駐車も簡単ではありません。一方で走行性能は高いため、実用性よりも楽しい走りを重視する方には適しています。

FJクルーザーとそのライバル車の中古車相場を紹介

FJクルーザーは生産終了しているため、購入方法は中古車のみです。ここでFJクルーザーの中古車相場を紹介します。

また、FJクルーザー以外の車も検討したい方もいるのではないでしょうか。FJクルーザーと同じく、オフロード走行に適した性能を備えているライバル車も紹介します。これらは新車でも購入できるため、ぜひ選択肢を広げて参考にしてください。

トヨタ FJクルーザー

トヨタ FJクルーザーの中古車相場は、179.8万円~535万円です。FJクルーザーは2020年10月から販売されている初代モデルから一度もフルモデルチェンジはありません。

しかし、2012年7月にはオフロードパッケージにステアリング操作のみで荒れた路面での極低速走行を可能にする「クロ-ルコントロール」を標準装備しました。

さらに、2014年7月にはアナログメーターのデザインを刷新し、フロントフォグランプをオプション設定しています。

このように一部改良の前後で装備が異なるため、年式に注意して購入しましょう。
(2022年12月時点の情報です)

トヨタ ランドクルーザープラド

トヨタ ランドクルーザープラドは「2.8L 直列4気筒ディーゼルエンジン」と「2.7L 直列4気筒ガソリンエンジン」の2種類から選択できます。

ディーゼルエンジンは大トルクのパワフルな走りと優れた燃費性能、ガソリンエンジンは操作性・パワー・静粛性などのバランスの良い走りが魅力です。

外観は大自然にも都会にも映える、ダイナミックなスタイルに仕上がっています。新車価格は367万6,000円~554万3,000円、中古車相場は198万円~770.7万円です。
(2022年12月時点の情報です)

ジープ ラングラー

オフローダーらしい外観が特徴のジープ ラングラーは、V6エンジン並みのパワーと直列4気筒の燃費性能を両立した「2.0L DOHCターボエンジン」を搭載しています。

そこに「8速オートマチックトランスミッション」や「セレクトラック®フルタイム4×4システム」を組み合わせているため、オン・オフフロード問わずいつでも理想の走りを体感できます。

新車価格は830万円~860万円、中古車相場は418万円~1,049.9万円です。初代は1993年から販売されているため、非常に幅広い価格帯で流通しています。
(2022年12月時点の情報です)

トヨタ FJクルーザーの中古車

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