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ピレリ 2012年F1タイヤ アブダビ発表会を報告

2011年ピレリF1タイヤを振り返る

ブリヂストンに代わって、昨シーズンからF1のタイヤサプライヤーとなったピレリ。2012年シーズンのF1タイヤ発表会が、アブダビはヤス マリーナ サーキットで行われた。リリースを調べてみると、ピレリのF1へのタイヤ供給が正式に決まったのは、2010年6月23日のことだった。

2009年の時点でブリヂストンがF1タイヤサプライヤーから撤退することは発表されていたので、次なるサプライヤーはどこになるのか、注目を集めていた。そんな中、ミシュランが名乗りを上げ、ついでアメリカのクーパー/エイヴォンタイヤが供給希望を表明。続いてピレリが参入意向を発表した。さらに、韓国クムホがF1タイヤの供給希望を表明するに至って、F1タイヤサプライヤー競争は混乱混迷を極めることとなった。

タイヤの開発は、当然のことながら容易いことではない。極端に言えば、刻々と進化を続けるF1の針の先のような狭いスイートスポットにタイヤ性能を合わせ込む必要があるのだ。短期間での開発は非常に難しい。これはF1チームの立場からの視点も同様だ。タイヤのグリップ性能は、コンパウンドによって段階的にきれいにグリップ性能がそろっているわけではないので、ギリギリの性能を引き出し、またタイヤの特性をいち早く分析し、最高のセットアップを探し出すために、今やF1チームはタイヤのスペシャリストを迎え入れているところもあるのだ。

マクラーレンにはブリヂストンのチーフエンジニアだった今井弘氏が在籍しており、2011年シーズンのマクラーレンの速さ、強さは今井氏の功績によるところが大だと評価されている。

12年シーズンからは、フェラーリにあの浜島裕英氏(元ブリヂストン・タイヤ開発第2本部長付フェロー)が移籍したことも話題になった。

話がやや逸れたが、混迷を極めたF1参入競争によって、ピレリの2011年シーズンタイヤの開発はスタートから大幅に遅れることとなった。8月16日、噂されていたトヨタのF1=トヨタTF109をテストカーに使って開発テストをスタートしたのだった。

開発に必要な時間が足りていないのは明らかだったが、タイヤが原因となる大きなトラブルを起こさずにシーズンが終えられたことは評価すべきだろう。

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