ワゴンRの乗り心地ってどうなのか。項目別に口コミを紹介【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
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ワゴンRは、今までの軽自動車の概念を覆す「軽ワゴンタイプ」と呼ばれる新たなジャンルを創り出した車です。
室内空間が広いことに加え、利便性も優れています。『93-94 RJCニューカー・オブ・ザ・イヤー』で受賞した経歴もあり、人気の高い軽自動車です。
ワゴンRは、どのような乗り心地なのか気になる方もいるのではないでしょうか。この記事では、ワゴンRの特徴から走行性能、室内空間など、実際に運転している方の口コミを交えてご紹介しますので参考にしてください。
目次
ワゴンRは、1993年から発売され、軽自動車ブームの先駆けとなった車です。軽量化されていることやマイルドハイブリッドが搭載されているなど、燃費性能が格段に向上しています。
この項目では、ワゴンRの主な特徴をご紹介しますので参考にしてください。
ワゴンRは、軽自動車ブームの先駆けとなった車です。初代ワゴンRは、全高の高いデザインで「トールボーイスタイル」と呼ばれていました。ボディサイズに制約のある軽自動車は、欠点として室内空間が狭いという点が挙げられます。
しかし、軽自動車の欠点である室内の狭さを解消するため、全高を高くして広い室内空間を実現させました。その後、ワゴンRは軽ハイトワゴンと呼ばれるカテゴリーを築き、軽自動車を超えた車として人気が高い車種です。
ワゴンRは、新プラットフォームである「ハーテクト」を採用し、車体の軽量化に成功しています。アイドリングストップとエコクールが搭載されている点が特徴です。
エコクールは、空調ユニット内にある蓄冷剤をエアコン使用時の冷気で凍らせることにより、アイドリングストップ時でも冷たい風を送ることができます。そのため、暑い日でも快適にドライブを楽しめるでしょう。
また、室内の温度上昇によるエンジンの再始動を制御し、冷房を使用しながらのアイドリングストップ時間の延長に貢献し、高い燃費性能を誇っている点が魅力です。
ワゴンRに搭載されているマイルドハイブリッドは、燃費性能に優れている点が特徴です。発電効率の高いモーター機能付発電機で、減速時のエネルギーを利用し発電します。
発電された電気は、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーと専用リチウムイオンバッテリーの両方に充電され、加速時にはモーターのみでエンジンのアシストが可能です。速度が13km/h以下になった際、最長10秒間のクリープ走行を実現しました。
また、発進から約100km/hまでの加速時には、モーターアシストが行われ、エンジンの負担を軽減し燃費を抑えてくれる点が魅力です。
ワゴンRのグレードは、2種類のシンプルなグレード構成です。パワートレインの違いによって、それぞれ乗り心地が異なります。また、ハーテクトを採用している点が特徴です。乗り心地に影響する走行性能はどのようなものでしょうか。
この項目では、走行性能についてご紹介しますので参考にしてください。
ワゴンRには、2種類のパワートレインが用意されています。グレード構成は、ガソリンエンジンのみ搭載の「FA」と、マイルドハイブリッド搭載の「HYBRID FX」「HYBRID FZ」です。
マイルドハイブリッドは、減速時のエネルギーを発電し、加速時のアシストを行います。アイドリングストップからの発進時や、走行時にもモーターアシストが行われる点が特徴です。スムーズで力強い加速を楽しむことができます。
ワゴンRは2019年にマイナーチェンジが行われ、新開発されたR06D型エンジンとCVTを組み合わせたパワートレインが搭載されています。デュアルインジェクションシステムが搭載され、ノッキングの制御、熱効率の向上を実現しました。
その他にも、排気ガスを再利用し窒素酸化物の低減を行うクールドEGRを採用しています。また、CVTは軽量化と高効率化されていることで、幅広い速度域で優れた燃費性能です。
ワゴンRは、2017年から新プラットフォームのハーテクトが採用されている点が特徴です。アンダーボディの構造をシンプルかつ合理的な形状にすることで、燃費性能の向上・居住性と積載性を両立しています。
また、乗り心地に優れた新設計のサスペンションを採用している点も魅力です。ボディやプラットフォーム・足まわりなどの軽量化により、先代モデルより20kg軽くなっています。軽量・高剛性化で基本性能の向上と乗り心地の良さを改善しました。
ワゴンRの乗り心地で重要となる室内空間は、広く評価の高いものとなっています。前座席はもちろんのこと、後部座席も乗り心地の良いものになっている点が特徴です。
この項目では、室内空間についてご紹介しますので参考にしてください。
ワゴンRの室内空間は広く、定員数である4人乗っていても快適に過ごせます。運転席はもちろんのこと、後部座席も足を伸ばして座ることができるため、同乗者もドライブを楽しむことができるでしょう。
室内寸法は、室内長2,450mm、室内高1,265mm、室内幅1,355mmと、軽自動車の中でもNo.1を誇る室内長を持っている点が特徴です。
室内長が長いため、乗車人数や荷物の大きさに合わせてさまざまなシートアレンジができます。
ワゴンRの前座席にはフラットなベンチシートが採用され、助手席への移動が楽にできます。なお、前座席のヒップポイントが地上高635mmと、スムーズな乗降ができるよう設計されている点が特徴です。
また、ハイブリッド車には運転席・助手席にシートヒーターが標準装備されており、寒い日でも快適に運転が楽しめるでしょう。運転席側はHYBRID FZ・HYBRID FX・FAの4WD車に装備されています。
助手席側のシートヒーターは、HYBRID FZの4WD車・HYBRID FXの4WD車に標準装備されており、同乗者も快適に過ごすことが可能です。
ワゴンRの後部座席には、左右独立したスライド方式のシートが採用されている点が特徴です。乗る人に合わせて調整できスライドも可能なため、足元のスペースが広くなります。
また、リクライニングもできるため、リラックスしてドライブを楽しむことができるでしょう。全席フラットなベンチシートで、席の移動がスムーズに行える点も魅力のひとつです。
後部座席を畳むこともでき、荷室からのワンタッチ操作でフラットになるため、多くの荷物を乗せたいときに便利な機能になっています。
ワゴンRの乗り心地は、実際に運転してみないことには分かりません。しかし、購入前に乗り心地を知りたいと思う方もいるのではないでしょうか。口コミを知ると実際にどのような乗り心地なのかメリットが見えてきます。
この項目では、実際にワゴンRを購入している方の口コミをいくつかピックアップしてご紹介しますので参考にしてください。
ワゴンRの足回りについて、みんカラの口コミでは『他の軽自動車も乗ってみたが、絶対的に足回りがいい。』というものがあり、軽自動車の中でも乗り心地が良いといわれています。足回りがしっかりしていると、運転もしやすくなるという点がメリットです。
また『足回りも富士重工業と共同開発だけあってフロントがシマってて完成度高い』や『足回りの確かさ。近年のスズキに準じてしっかりした乗り心地で好感を持ちました。』という高評価の口コミが多く見られました。
ワゴンRのシートについては『シートの硬さもちょうどいい。乗り降りしやすい高さなので腰痛持ちには良い。』や『シートの固さもホールド性が高いし、疲れ知らず。』という座り心地が良いというみんカラの口コミがあります。
また『シートをフルフラットにすれば大人1人と多くの荷物を積んだ状態で車中泊が可能なので、貧乏旅行やキャンプにも活躍しています。』と、シートアレンジを行いアウトドアを楽しむ方もいるようです。
ワゴンRの室内空間についての口コミは、みんカラにも多くあります。
『広く、天井も高いのでゆったりとしている。視界もよく運転しやすい。』や『室内空間の広さは想像以上だった。フロント、リアともに居住空間は文句ない。』と、好評です。
その他にも『車内も大きなフロントドアのおかげでグラスエリアも広く、印象としては普通乗用車の様な居住性』と、普通車とも引けをとらない車だという口コミもあります。
ワゴンRは軽自動車であるため、静粛性はそこそこあればいいという方でも納得のいく静粛性を持っています。
みんカラには、静粛性について『驚くほど静かになったエンジン音』と、軽自動車であるにもかかわらず静粛性が優れていると驚きの口コミがあります。
また『アイドリングストップからの再始動が非常に静か』『静粛性は乗り比べても他社よりダントツにイイと思います』というものがありました。他社よりも優れた静粛性能を持っているという点も魅力です。
ワゴンRは室内空間が広いだけでなく、燃費性能も良いため新車・中古車ともに高い人気です。FAグレードはガソリン車のみですが、5MT車を選択できるという特徴があります。
また、HYBRID FXとFAは「スズキセーフティサポート非搭載車」の選択が可能です。そのため、新車購入価格を抑えることができます。新車価格は以下のとおりです。
【グレード別の新車価格】
中古車相場は、約39.4万円~195万円です。新車価格と比べると100万円を切る車が多くあり、お得に購入できます。
(2022年3月27日時点の情報です)
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