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新型ボクスター初テスト 素晴らしいハンドリング

新型ボクスター初テスト 素晴らしいハンドリング

■軽量ソフトトップは9秒で開閉 [2/6]

ほぼすべてが新開発の新型は、先代と比較して13mm低くなり40mm幅広くなった。全長は32mm長い4374mmに拡大している。ホイールベースは60mm延長され、オーバーハングは27mm短縮している。フロントウインドーは約100mm前方に出され、ロングノーズの印象は薄れたが、結果、一層伸びやかでエレガントなシルエットを手に入れている。908や918を思わせるやや縦型のデザインに刷新したヘッドライトや、エッジの立った形状が特徴的なリアスポイラーと連続したデザインのLEDテールライトもスポーティで新鮮な印象だ。

ソフトトップは完全新開発である。フル電動のルーフは車速が50km/h以下であれば9秒以下で開閉可能だ。オープン時のルーフカバーは省略され、これにより約12kgの軽量化を果たしている。ポルシェのエンジニアであるヨアヒム・マイヤー氏によれば、新型は安全性向上のために先代から52.8kg重くなる可能性があったというが、軽量なルーフや軽量設計のサスペンション、マグネシウム製コクピットホルダーなどにより、最終的には最大で先代から35kgの軽量化を達成した。


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