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続く中古車販売価格の高騰。その背景と中古車相場の傾向をわかりやすく解説【購入ガイド】

中古車が高騰する背景3:原油高騰

原油は、ガソリンや軽油といった車の燃料以外にも、ゴム製品やプラスチック製品の原料となるため自動車にとってもなくてはならない存在と言えます。そんな原油も新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、需給バランスの変動が起きています。

では、実際に、原油価格高騰が中古車市場にどのような影響を与えているのでしょうか。

原油の需要と供給のバランスが乱れている

2021年半ば頃から世界的な経済回復で原油需要が増えているにもかかわらず、石油輸出国機構(OPEC)加盟国で形成するPOECプラスは、原油の産出量拡大に関して積極的ではありません。

加えて、国際エネルギー機関(IEA)によると、経済協力開発機構(OECD)加盟国が発表した2021年8月時点の石油在庫の平均値は、過去5年感の平均値を大幅に下回ると言われています。

このように原油供給不足が解消されることは難しいと考えられており、需要がひっ迫し原油価格の高騰につながっているのです。また、エネルギー価格以外にも、ゴムやプラスチックといった原料価格もしばらくの間高騰すると予想されています。

車業界にも影響は大きい

原油の高騰により自動車の製造コストが上昇し、販売価格などにも影響しています。新車販売価格の高騰は、中古車販売価格の高騰に直結するため、車の購入価格は全体的に値上がりすると予想できるでしょう。

また、原油価格の高騰によって売れ筋にも変化が起きています。世界的なトレンドの1つだったSUVの市場が減少し、SUVと比べて燃費性能が優秀なセダンやコンパクトカーの需要が増加しています。

この流れで考えると、今後はハイブリッドカーやEV(電気自動車)のような燃費性能が優れた車の相場価格が高騰する可能性が高いでしょう。

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