2018年度トップ10は7台が軽自動車。輸入車は11ブランドが過去最高に【マーケット概況・3月】
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
乗用車(軽乗用車含む)のブランド別では、ダイハツとスズキ、レクサスの3ブランドが前年実績を上回った。ダイハツは主力の軽乗用車が前年比0.3%減とわずかに下回ったが、小型乗用車(5ナンバー車)が63%増と大きく伸びて、全体をプラスに引き上げた。「トール」(前年比56%増)と「ブーン」(同86%増)の好調が効いた。
一方、スズキは軽乗用車が0.3%増と微増し、小型乗用車は13%増を達成した結果、全体で2.2%のプラスとなった。販売をけん引したのは「スイフト」や「ジムニーワゴン」。なかでもジムニーワゴンは1238%増と伸び率が大きい。
このところ前年割れが続いていたレクサスは、7ヶ月ぶりにプラス成長を達成した。販売を支えたのは新型コンパクトクロスオーバーの「UX」。UXは、ガソリンとハイブリッド車が設定されるが、その比率は12:88でハイブリッドが大多数を占めている。一方、トヨタブランドは1.6%減のマイナスに。約半数を占める小型乗用車が3.5%減と落ち込んだのが全体の販売に響いた。
ホンダは前年比9.6%減のマイナスに。新型「CR-V」や「インサイト」の登場で普通乗用車は3.7%増と好調だったが、小型乗用車と軽乗用車が前年実績を割り込んだ。日産は新型「デイズ」の登場で軽はまずまずだったが、普通・小型乗用車が2ケタ減を喫し、全体で15%減と落ち込みが大きかった。新型車効果が一巡した「ノート」や「セレナ」が緩やかな右肩下がりとなったのが響いたが、これらは総体的には人気は高く、ランキングで上位につけている。
マツダも前年比19.6%減と前年実績を大きく下回ってしまった。販売の主力である普通乗用車が22.2%減と落ち込んだのが大きな理由だが、前年はこの時期に「CX-5」が改良直後で台数を拡大していたため、その反動で落ち込みが目立つ格好となった。
スバルは、前年比8.5%減と落ちこんだが、前月に比べるとマイナス幅は縮小している。「フォレスター」が健闘したためだ。スバルは今年中に新型「レガシィ」/「アウトバック」も投入する見込みで、今後盛り返しそうな気配はある。
三菱は、前月プラスだったが、3月はマイナスに転じてしまった。こちらも前年3月が「エクリプス クロス」のデビュー月だったため、その反動によるところが大きい。また三菱は新型「デリカD:5」のセールスが好調で、そちらは前年比182%の大幅増を達成している。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
カリーナED対抗のマツダ[ペルソナ]の悲哀! たった3年という短命に終わったペルソナは当時女性からどう思われていたのか?
抜群の収納力とマルチなフラットスペースが便利! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
増殖する軽乗用車! 保有台数は80年代末の「13倍」、なんでこんなに人気なのか
やっぱり[羽根つき]がスバルらしいぜ!! [WRX S4]に復活した[リアウイング]は実は3代続けての流用だったの!?
広い! 便利! しかも雰囲気抜群! 天井まで木材が貼られたトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
信号待ちでふと気づいた! なんでクルマのフロントガラスには黒い点々が付いてるん?
たしか最後のマークIIの兄弟よね? 不思議顔のヴェロッサって中途半端じゃない??
GTWCアジア:ANR with VSRがジャパンカップ開幕戦のSUGOにスポット参戦へ
ええ、カワイイのにターボだけ!? アルトCってただのミラジーノ対抗じゃない感がスゴい!!!!!!!
「ジャパンモビリティショー2024」開催決定 新しい事業つくるビジネスイベントに
アウディ A4/A5シリーズに“傑作”うたう2つの特別仕様車 インテリアの質感アップ
SUBARUサンバーを快走仕様!「誰もやらないスピーカー修復」2
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった