セレナやポルテが急上昇 8月マーケット概況
掲載 更新 carview!
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世界のクルマ市場は、昨年年間で1851万台が売れ、3年連続で世界No.1市場となった中国を筆頭に、アメリカ1280万台、日本421万台、ブラジル363万台、インド329万台でベスト5(ヨーロッパは主要28カ国合計で1357万台。そのうちドイツが317万台でトップ)に並んでいる。日本では昨年は大きく落ち込んだとはいえ、トヨタが118万台でダントツだが、中国やアメリカではGMがトップの座をキープ。そこで昨年の年間販売データをもとに主要市場の売れ筋メーカーブランドをチェックしてみよう。
中国では総販売台数1851万台のうち、乗用車は1447万台だったが、そのなかではGMが255万台、前年比8.3%増とトップ。VWは17.2%増とGMを上回る伸び率となり、225万台。日本メーカーでは日産が125万台、21.9%増と大躍進を果たした。トヨタは4%増の88万台、ホンダは4.5%減の62万台だった。
アメリカではGMが13.2%増の250万台でトップ。以下、フォード214万台(11.0%増)、トヨタ164万台(6.7%減)、クライスラー137万台(26.2%増)、ホンダ115万台(6.8%減)、日産104万台(14.7%増)と続き、VWは44万台(23.3%増)で10位となっている。
世界第4の市場に成長したブラジルではフィアットが75万台でトップ。2位がVWの70万台、3位がGMの63万台と続き、トヨタは9.9万台で8位、ホンダが9.3万台で9位、日産も6.7万台で10位につけた。
インドではスズキが99.7万台でダントツのトップ、2位は韓国のヒュンダイで37.3万台、3位が地元のタタモーターズで35万台。トヨタは13.6万台で5位、6位はGMで11万台、以下、フォード9.6万台、VW7.8万台、ホンダ4.8万台で続いている。ただブラジル同様、各メーカーが進出計画を公表しているだけに、こうした新興国市場も要注目だ。
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