自動車ジャーナリストは本当に“ジャーナリスト”なのか？

ジャーナリストの大原則って何だろう？

おほん。実際に“自動車ジャーナリスト”を名乗る当の小沢が言うのもなんなんですけど最近、同業者がいろいろ話題を集めておりまして、せっかくの機会なので改めて原理であり、大原則を考えてみることにしました。

それは「自動車ジャーナリストとは何者なのか？」次いで「自動車ジャーナリストは本当に“ジャーナリスト”なのか？」です。

いわゆる一般視聴者の方々は、ジャーナリストやジャーナリズムに過剰な期待であり、イメージを抱いております。例えば政治家の腐敗や不正を告発する正義の味方であり、『田中角栄研究』の著者、立花隆さんのようなザ・ジャーナリスト。あるいは戦争の悲劇を報道するロバート・キャパや沢田教一、不肖・宮嶋茂樹さんのような戦場カメラマン＆ジャーナリスト。簡単に言うと“不正や権力と戦う社会正義の人”ですわ。

普通の人は自動車“ジャーナリスト”に漠然と、こうした凄い人、告発者のイメージを抱く。そこに大きな齟齬が生じているのかと、小沢は今考えています。