新型プリウスPHVにはスタンダードなプリウスには無い魅力がてんこ盛り
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:石井 昌道/写真:中野 英幸
パワーステアリングはスタンダードと同じモーターを使いながらチューニングしたというが、これも好感が持てた。中立がしっかりと出ていて、微舵領域もわかりやすい。切り込んでいったときもリニアに曲がっていく感覚で、欧州プレミアムカーに近い雰囲気だ。疲れにくいシートも含め、ロングドライブにも向いた特性と言えるだろう。
プリウスは横風の影響を受けやすいという面もある。空力性能を追求したこのテのエココンシャスなモデルにはありがちな現象だが、この日の試乗ではあまり気にならなかった。とくに風が強いというわけではなかったので断言はできないが、ちょっと重めの車両重量と締まったサスペンションによってボディが外乱の影響を受けづらくなり、修正舵が自然な感覚で行えるパワーステアリングも相まって直進安定性が有利になっているのは確かだ。
スタンダードなプリウスには無い魅力がてんこ盛りのプリウスPHVだが、気になる点もあった。17インチ・タイヤ仕様はロードノイズ、パターンノイズが大きめ。遮音対策はそれなりに施されているというが、エンジン音がないEVモードではやや耳につく。また、例のカーナビ・モニターは利便性が高いものの、映り込みで反射して見にくいことがある。せっかくの大型モニターなので改善して欲しいポイントだ。
細かな気になる点もあるものの、スタンダード・モデルに対しての価格差を飲み込ませるだけの魅力はたしかにあった。新しいエネルギーの使い方という知的好奇心が満たされるとともに、口うるさいクルマ好きも納得させられる走りを実現していることには驚いたほどなのだ。
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