日本デビューに期待大! ボルボXC60英国仕様
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹
BMW X3、メルセデスベンツ GLK、VW ティグアンにアウディ Q5と、活気付く欧州プレミアムコンパクトSUV市場に、今夏新たに名乗りを上げるのが、ボルボ XC60だ。ボルボ得意の“スカンジナビアンデザイン”を売りに、価格差でどこまでライバルに迫れるか注目される。まずは英国仕様の詳細スペックを確認したい。
全長4628mm(-2)×全幅1891mm(-9)×全高1713mm(+63)、ホイールベース2774mm(-36)。最低地上高は230mm(+25)。※()内はアウディ Q5比較値。
外観デザインでは、スクエアなボルボ車の印象を覆すボリュームのある流麗なスタイリングが特徴的。台形グリルに配されたボルボのアイアンマークは、従来のものに比べて一回り大きくなり、ボルボ・ブランドをより強く主張する存在に。グリル両側のLEDポジションランプも、XC60から新たに採用されるデザインモチーフとなるという。またプレスの強いキャラクターラインや、ボルボ初となるルーフ一体型のルーフレールも新しい。
一方のインテリアは、ダッシュボードからのポップアップ式だったナビモニターが、ビルトイン式に変更され室内の統一感がアップ。センタースタックも新デザインとなり、ドライバー向きに角度がついている。シートには新デザインを採用する他、大型ガラスルーフも新設定している。
搭載エンジンは、3.0リッター直列6気筒ターボ・オールアルミニウム・エンジンの「T6」。最高出力は210kW(285ps)/5600rpm、最大トルクは400Nm/1500-4800rpmを発揮。ライバル・Q5の270ps/35.7kg-mを凌ぐ実力となる。日本に導入されるミッションはスポーツモードがつく6速ATとなる。駆動方式はAWDシステムが標準。路面状況や好みによって「コンフォート/アドバンス/スポーツ」と走行モードを選択できる電子制御ショックアブソーバー・システム「Four-C」もオプション設定されている。写真の撮影車のタイヤサイズは235/60R18。
このXC60、高い安全性を実現してきたボルボ車の中で最も安全な1台だという。従来通りDSTC(ダイナミック・スタビリティ・アンド・トラクション・コントロール)の標準装備他、クラス上のXC90が採用するブレーキ・システムをベースに開発された制動力。加えて日本導入が検討されていた新開発の安全システム「シティ・セーフティ」が標準装備になる。また、オプションでヒル・ディセント・コントロールも装備可能。悪路走行を想定した安全装備にも抜かりない。
デザイン・走りともに進化した新たなボルボ。成長を続ける市場で欧州ライバル勢とどう戦うか、デビューに期待が集まる1台だ。ちなみに、全世界販売計画台数は5万台/年。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
スバルの「新たな4ドアスポーツクーペ」に注目! 伝説「スバルブルー」に旧車風“ヘリテージデザイン”も採用! 高性能4WD搭載の「パフォーマンスE STI」コンセプトとは
欧州の若手注目株がいよいよ登場! スレイターの素質をトムスも評価……2m級の巨人ウゴチュクはシートポジションに妥協強いられる
ジョウンド×ニューバランス「990v4 “Mushroom”」は12月12日に先行予約開始──GQ新着スニーカー
旧車っぽいレトロ感と最新技術の融合が魅力だよね! ミドルクラスの「ネオレトロ」丸目ネイキッドバイク3選
トヨタ新型「コンパクトSUV」発表! 斬新“ハチの巣”グリル×新たな「実用的インテリア」採用! 初のスポーティグレードもある「最新カローラクロス」ドイツ仕様とは!
オーダー式カーマットのKARO、再生PET100%のフロアマット「グランシリーズ」を発売
ウイリアムズ育成のブラウニングがスーパーフォーミュラ&鈴鹿を初体験「適応力は僕の強み。本当に楽しかった」
タイタニックの悲劇が現代にも影響! 超厳重に立ち入りが禁止される港湾エリア「SOLAS」とは
この組み合わせ、強すぎ! 「#デリカミニ女子」×「#オプカン女子」 最強タッグでコラボ開催!!
【トーヨータイヤ】ダカールラリーでハイラックス&ランドクルーザー300に「オープンカントリー」を供給
ホンダ旧横型ミニ系「北米専用」モデル「SL70」フルレストア 分解バラバラのフレーム各所の痛みは溶接修理
カワサキ新型「Z900RS」3グレードの個性とは? 進化した“人気ナンバーワン・ネイキッド”はスタンダードモデルも魅力的! それぞれ好相性のライダーは?
大幅改良で延命のレクサス「IS」。新型は3年以内に“シリーズ化”され登場か…ワゴン、SUV追加の可能性も
リアガラスは寝かせ気味でラゲッジルームは控えめ…もしBMW次期「1シリーズ」BEV版がシューティングブレークだったら?
【これが最後のテコ入れか?】マツダ「CX-3」が2グレード体系に再編で新登場。人気装備の標準化の裏で“選べるモデル激減”の実質延命に
【衝撃】ついに「GR MR2」が商標出願。トヨタ製ミッドシップスポーツ復活へ…予想スペック、価格、発売時期はどうなる?
「センチュリー」セダンの2026年型は見た目そのまま中身だけ更新。最新セーフティと8インチ画面追加などの一部改良で292万円アップ
【黒でキリッと仕上がった】ホンダ「N-BOX カスタム」に“ブラックスタイル”新登場! 専用ブラック加飾×充実装備の特別仕様車が発売
ディーゼルがなくなった点が惜しまれる。新型「CX-5」は本当にフルモデルチェンジといえるのか?
全長5mオーバーの「LS」級サイズになった新型レクサス「ES」は2026年春発売。大型インフォ画面やフレグランスの未来感ある演出にも注目
「ヴェゼルRS」の販売が好調! 近年各社から“スポーティグレード”が多数登場している興味深い背景
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!