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タカタ批判でエアバッグ問題を終わらせるな。自動運転時代に問われる安全哲学

タカタ批判でエアバッグ問題を終わらせるな。自動運転時代に問われる安全哲学

写真:ロイター/アフロ

事件は2004年のエアバッグ異常から始まった

10年ほど前に問題が深刻になりはじめたときにタカタがリコールを届けていれば生き延びることができたかもしれないが、その時点では非常にレアなケースなので、被害が拡大するとは予想できなかったというのは想像できる。タカタのエアバッグ問題はどのように拡大したのか、時系列で確認してみよう。

2004年5月にホンダはエアバッグの異常が起きたことをアメリカ政府(NHTSA:米運輸省道路交通安全局)に報告していたが、人の命に関わるような事故ではなかったので具体的な対策は行われなかった。だが、2006年になるとタカタのメキシコ工場で爆発事故が起き、エアバッグ量産工場のリスクが指摘されるようになった。硝酸アンモニウムは安くて爆発力も高いため、爆薬としては優秀であるが、品質が安定しにくく火薬の専門家でも取り扱いは厳重に注意が必要だ。そして2007年になると、ホンダ車のエアバッグが3回も異常爆発事故を起こしてしまい、2008年には約4000台のリコールが行なわれた。

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