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輸入車が好調、国産はマツダが元気 【マーケット概況】

上期の新車販売、首位はアクア

9月の乗用車ランキング(軽乗用車含む)は、「トヨタ アクア」が1万8345台を販売し、6ヶ月連続で首位を維持した。2位は1万7452台を売った「ホンダ N-BOX」。全体に前年実績を下回るクルマが多かったなか、2.2%の伸びを示した。3位には前月から順位をひとつ上げた「日産 デイズ」が入った。

トップ10には、登録車5台、軽自動車5台入ったが、登録車5台のうち上位4台をトヨタ車が占めた。アクアのほかは「シエンタ」(総合5位、乗用車部門2位)、「カローラ」(総合7位、乗用車部門3位)、「プリウス」(総合9位、乗用車部門4位)がトップ10入りしている。残る1台は「日産 ノート」(総合10位、乗用車部門5位)。7月のマイナーチェンジで全車に自動ブレーキを標準装備するなど商品力を高めたのが効いたようだ。

軽乗用車は、N-BOXとデイズのほかは、「ダイハツ タント」「スズキ ワゴンR」「スズキ アルト」がトップ10入り。N-BOX、デイズ、タント、ワゴンRは去年のこの時期もトップ10入りし、トールワゴンの定番としての地位を築いている。そんななか注目したいのはアルトの存在。並みいる強豪ワゴンを差し置いて軽ハッチバックで唯一トップ10入りしたのは、スタイリングの評判が高いためか。なお、アルトのハッチバックとラパンの内訳についてはアルト:5950台(RS含む)、ラパン:3782台で、ハッチバックがシリーズ全体の61%を占めている。

2015年度上期(4-9月)の累計では、アクアが9万6516台でトップに立った。2位は7万7211台を販売した「ホンダ N-BOX」。軽部門ではトップに輝いた。3位には6万6626台の「ダイハツ タント」。トップ10中、軽自動車は6モデル入り、今年は「ムーヴ」と「アルト」が浮上してきた。また、乗用車はアクアのほか、カローラ、プリウス、フィットが入り、4台すべてがハイブリッド車/ハイブリッド設定車という結果となった。

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