車検の期間はいつまで有効なのか？更新するタイミングも確認しよう【購入ガイド】

車検の期間は車の特徴によって変わる

車検の期間は、車両の用途や重量によって変わります。また、年式が古くなった車は、車検の頻度も変わるのか気になるところです。

続いては、車両の特徴が車検期間にどのように影響するのかを紹介します。

用途や重量によって車検期間が違う

前述したキャンピングカーのように、車両の用途や重量によって車検の期間も変わってきます。以下は、主に事業用で使われている車両の車検例です。

貨物車両
軽貨物自動車：初回車検2年後、二回目以降2年ごと
車両総重量8t未満：初回車検2年後、二回目以降1年ごと
車両総重量8t以上：初回車検1年後、二回目以降1年ごと

特種車両
幼児専用車（園児送迎車 定員10名以下）：初回車検1年後、二回目以降1年ごと
マイクロバスなど（定員11名以上）：初回車検1年後、二回目以降1年ごと

大型特殊車両
フォークリフトなど（車両総重量8t以下）：初回車検2年後、二回目以降2年ごと
クレーン車など（車両総重量8t以上）：初回車検2年後、二回目以降2年ごと

年式が古くなっても頻度は変わらない

前述したように、普通自動車や軽自動車は初回車検が3年後、二回目以降が2年後となっています。その後、何年経過しても有効期間は変わりません。しかし、「新車登録から10年が経過した車は、毎年車検を受ける必要がある」と言われることもあります。

その理由として、昔の車検制度では新車登録から10年が経過した車は毎年車検を受ける必要があり、当時の慣習がドライバーの意識に残っていることが挙げられます。現在は法の改正により、毎年車検を受ける義務はありません。