【今週末やっておきたい】連休中にクルマで出かける人必見！ 出先でのトラブルを未然に防ごう 愛車の点検「基本のキ」

画像：アフロ

バッテリー上がりの原因

バッテリーはエンジンの回転による発電で充電されます。もし充電量を上回る電力の消費が続くと、バッテリーが上がってしまいます。

充電量を超えて放電することを「過放電」といい、これが一般的にバッテリー上がりと呼ばれる症状です。バッテリー上がりの主な原因は以下の2つです。

ヘッドライトやハザードランプの消し忘れ

ライトが点灯した状態で放置すると、バッテリーが徐々に消耗します。特に夜間やトンネル内でライトを点けたまま、車内にいると気づかない場合もあります。

2020年4月以降の新車にはオートライト機能が義務化されており、消し忘れを防止できますが、それ以前の車両では注意が必要です。

バッテリーの劣化

バッテリーは消耗品で、寿命は2～3年です。使用期間が長い劣化したバッテリーは過放電しやすくなっています。

ゴールデンウィークは5月とはいえ、晴れると夏日になることもあります。車内を涼しくするためにアイドリング状態で長時間エアコンを使い続けたりすると、バッテリーに負荷がかかります。弱ったバッテリーでは、バッテリー上がりのリスクがさらに高まる可能性があります。