【名車ステージアを思い出した!?】ヒョンデの“デジタル感強め”な頂点SUV「アイオニック9」登場

アイオニック9

3列シートは対面座りや車中泊用にもアレンジ可能

空力ボディはCd＝0.269で、フロントフェンダーとクォーターパネルはアルミ合金が使われています。

サイズは違うものの、担当的にはそのシルエットに20年ちょっと前に「スカイライン」譲りのFRプラットフォームで登場した名車「ステージア」（2代目のほう）を思い出しました。

ヒョンデが好んで使う艶消しシルバーのパネルとアイボリー系のレザーを組み合わせたグレー調のインテリアも、国産ブランドにはない世界観。

1＆2列目シートに設定されるマッサージ機能や、本格的なオットマンが付く2列目シートは、プレミアムブランドの「レクサスTX」とくらべてもラグジュアリー色が強そうです。停車時は2列目を回転させて、3列目と向かい合わせにできるほか、車中泊に対応するアレンジも可能。

デジタルサイドミラーの採用や、各所に配された豊富なUSB-Cコネクターなど、ITデバイスへの対応も積極的。さらに日本では見られない、紫外線（UV-C）を使って携帯や財布などを殺菌できるマルチトレイも興味深いアメニティで、国産車だとプラズマ～とかナノ～あたりに似た、韓国版システムになりそうです。

というわけで、今回はメーカー公式サイトから大型高級SUVの韓流デザインをザザッとご紹介です。例えばマツダの「CX-80」などとはまた違った高級感というかテック感は、これもアリだなと思わせられましたがいかがでしょうか？

ちなみに予想価格は6万ドル（約900万円）前後～7万ドル（約1050万円）前後。横浜にあるヒョンデのカスタマーエクスペリエンスセンターなどで実車が見られたりすると、日韓のクルマ文化交流が進んで素敵かもしれません！

＜終わり＞