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レクサスの歴代オープンカーを徹底解説。口コミ評価やライバル車も紹介【購入ガイド】

レクサスの歴代オープンカーを徹底解説。口コミ評価やライバル車も紹介【購入ガイド】

レクサスのオープンカーは、高い質感の室内空間や美しいデザイン、優れた走行性能が魅力です。歴代で販売されたのは3種類で、特に現行モデル「LC500 コンバーチブル」は高級オープンカーとして人気が高いため、一度は乗りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

そこでこの記事では、レクサスの歴代オープンカーの特徴や魅力、ユーザーレビューやライバル車を紹介します。お得に購入できる中古車相場も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

レクサスのオープンカーは全3種類

レクサスのオープンカーは、販売終了モデルの「IS C」シリーズと「SC430」、現在販売中の「LC500 コンバーチブル」の全3種類です。グレードとしては「IS C」に5種類あるため、中古車市場では7種類の中から選べます。

ここでは、販売中モデルと販売終了モデルの魅力を見ていきましょう。

現在販売中「LC500 コンバーチブル」

2022年9月現在販売されている「LC500 コンバーチブル」は、2020年7月に「LC500」シリーズに追加されたオープンカーです。

販売中の国産オープンカーの中で唯一の4人乗りモデルで、自動開閉式のソフトトップやラグジュアリーで美しいデザイン性、圧倒的な存在感とV8エンジン搭載での優れた走行性能が人気となっています。

販売終了モデル「IS C」「SC430」

2014年まで販売していた「IS C」は、セダンタイプの4シーター2ドアオープンカーです。「IS250C」と「IS350C」のグレードがあります。3.5Lと2.5L型のV6エンジン搭載で、それぞれにスポーツタイプも設定されました。IS250Cには上級グレードのLバージョンもあります。

「SC430」は2010年まで販売されていたモデルで、レクサス最初のオープンカーです。電動開閉式のメタルルーフが採用された、2ドア4シーターとなっています。4.3LのV8エンジンを搭載した動力性能の高いモデルです。

レクサス「LC500 コンバーチブル」の基本情報と魅力

「LC500 コンバーチブル」は、2017年に発売を開始した新型ラグジュアリークーペ「LC」にラインナップされたオープンカーです。コンバーチブルならではの存在感や、人の感性に訴える走行性能とエンジンサウンドが実現されました。

ここでは「LC500 コンバーチブル」の基本スペックや性能、デザインなどを紹介します。ユーザーレビューによる評価も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

基本スペック

LC500 コンバーチブルは国産オープンカーの中でも特に大きく、存在感のあるワイド&ローデザインです。

ボディには局部変形に対するアイテムやアルミニウム・マグネシウムなどの軽量金属、ソフトトップが採用され、優れた操縦安定性や車両応答性、軽量化が追及されたモデルとなっています。

項目スペック
全長×全幅×全高(mm)4,770×1,920×1,350
車両重量(kg)2,060
駆動方式FR
乗車定員(名)4
エンジンの種類5.0L V8

走行性能

LC500には、5.0Lの排気量とV8型のエンジンに、Direct Shift-10AT(電子制御10速オートマチック)を合わせた動力が搭載されています。発進時や坂道走行時の力強くスムーズな加速と圧倒的なスピードが特徴です。

また、ルーフ格納部トリムには吸音する素材が採用され、低周波ノイズを低減するアクティブノイズコントロールも設定されました。その結果、心地の良いエンジンサウンドを楽しみつつ、静かな高速クルージングを楽しめるようになっています。

安全性能

LC500 コンバーチブルには、予防安全パッケージ「LEXUS SAFRTY SYSTEM+」が搭載されています。パッケージに含まれる性能は「プリクラッシュセーフティ」「レーンキーピングアシスト(LKA)」「オートマチックハイビーム(AHB)」「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)」の4種類です。

また「ブラインドスポットモニター(BSM)」や「リヤクロストラフィックアラート(RCTA)」、VDIMなどの安全性能も搭載されました。高い安全性と安心感が感じられることが魅力です。

デザイン

LC500 コンバーチブルは、美しさと走りの魅力が追及されたラグジュアリークーペです。美しいルーフラインを描くソフトトップは、開閉動作さえも優雅に設定されています。

インテリアは「インテリアもエクステリアである」というコンセプトの下、金属と皮を調和したベルトガイドや、金属調の縁取りを施したウォークインレバーなどが装備されています。

緻密に色彩設計が施された、インテリア・エクステリア・ソフトトップのカラーコーディネートも魅力です。統一感のあるラグジュアリーな雰囲気に仕上がっています。

ユーザーレビューから見る評価

carview!のレビューでは『V8というのがいいですね。このエンジンだけでも価値があると思います。』と、搭載エンジンに関するレビューが多く見受けられました。

他にも『V8 5リッターエンジンは、NAである事がイチバンのグッドポイントですね。そのサウンドは秀逸。LFAの10気筒エンジンには負けますが、V8エンジンとしてはトップレベルのサウンドです。』など、V8NAエンジンの性能とサウンドが高評価となっています。

また『乗り心地は素晴らしいの一言です。』や『乗り心地も快適で、カブリオレで開口部が大きいにも関わらずボディ剛性が高く、サーキット走行しなければ充分以上の性能』など、乗り心地の良さに関する評価も多く見られました。

レクサス「IS350C」「IS250C」の特徴と魅力

「IS C」シリーズのオープンカーは、2009年5月に「IS250C」「IS250C バージョンL」、2010年8月に「IS350C」が設定されました。2012年8月には両モデルに「F SPORT」が追加され、全5種類のグレードから選択可能です。

ここでは「IS C」シリーズの基本スペックと特徴、レビューから分かる評価を紹介します。

基本スペック

IS250CとIS350Cの違いはエンジンの種類と車両重量で、基本的なスペックは変わりません。それぞれのエンジンに6速ATが組み合わされており、力強い加速と優れた静粛性が魅力です。車体サイズは、F SPORTグレードのみ全高が少し高くなっています。

グレードIS250CIS350C
全長×全幅×全高(mm)4,635×1,795×(1,415~1,420)同左
車両重量(kg)1,7301,750
駆動方式FR同左
乗車定員(名)4同左
エンジンの種類2.5L V63.5L V6

特徴

「IS C」シリーズは、レクサスのデザインフィロソフィ「L-finesse」に基づき、楽しめる走りが追及されたモデルです。電動メタルトップや全ての窓が一括開閉できる快適性の高い仕組みとなっています。

バージョンLは、本革シートや電動チルト&テレスコピックステアリングなどが採用された装備充実モデルです。

F SPORTは、専用のスポーツサスペンション&チューニングと専用エンブレムやフロントグリル、本革のステアリングやディンプル本革シフトノブが装備された、走行性と質感の高いモデルとなっています。

ユーザーレビューから見る評価

carview!の「IS C」シリーズのユーザーレビューを見ると『オープンカーなのに快適装備が一通り揃っており、2シータオープンカーよりは実用性、利便性が上です。』や『LC500コンバーチブルよりトランク容量は広く、実用性に関してはIS250Cが上と思います。』など、使いやすさを評価する声がありました。

また『3,500ccのトルク感とV6エンジンの排気音が楽しめる』といった声もあり、走行性能の高さや走りの楽しさも高評価のようです。

レクサス「SC430」の特徴と魅力

「SC430」は、2005年のレクサス開業に伴って販売されたオープンカーです。電動開閉式メタルトップが採用され、天候や耐久性を気にする必要がないオールアルミ製ルーフとなっています。2010年7月に販売が終了したモデルです。

ここでは「SC430」の基本スペックと特長や魅力、carview!のユーザーレビューから見る評価を紹介します。

基本スペック

SC430は、4.3Lの排気量とV型8気筒のトルクフルなエンジン、スーパーインテリジェント6速ATとシーケンシャルシフトマチックが採用された、高い走行性能が魅力です。車体サイズは、IS250やIS350と比較すると全体的に少し小さくなっています。

グレードSC430
全長×全幅×全高(mm)4,535×1,825×1,335
車両重量(kg)1,740
駆動方式FR
乗車定員(名)4
エンジンの種類4.3L V8

特徴

SC430は、IS Cシリーズ同様にレクサスのデザインフィロソフィ「L-finesse」に基づいた個性的なデザインで、流麗なエクステリアと華のあるインテリアが特徴です。

ドライバーとのインターフェース機能が集約される独立3眼式メーターパネルや、自発光するオプティトロンメーターなど、使い勝手が良く快適性の高い機能も搭載されています。

販売終了前の2010年3月には、ツートーンカラーのエクステリアやインテリアを設定したデザイン性の高い特別仕様車「The Eternal Jewel」が販売されました。

ユーザーレビューから見る評価

carview!のユーザーレビューでは『4.3Lの大排気量のおかげで低速域のトルクが太く、首都高を100kmで飛ばしても1500~1600回転程で極めて静かです。』など、エンジン性能の高さが魅力で、加速に強いことと静粛性があることが高評価となっていました。

一方で『後部座席には子供しか乗れません。子供が小学生の期間のみの所有となりました。』や『後部座席が狭くて、4人乗りだが、ほぼ2人乗り。』などのリアシートの狭さを指摘する声もあり、メインではなく趣味のセカンドカーとして使う方が多いようです。

レクサスのオープンカーを探すならライバル車もチェックしよう

レクサスのオープンカーは、コンバーチブルとしての優れた性能やデザイン性が魅力です。国産である安心感と信頼性が人気ですが、価格が高額でなかなか購入に踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。

そこでここでは、レクサスのコンバーチブルと同じ4シーターのオープンカーを紹介します。2022年9月27日時点の新車価格と現在の中古車相場も紹介しますので、購入の参考にしてください。

MINI「MINI コンバーチブル」

MINIコンバーチブルは、ソフトトップの4シーターです。走行中でもわずか18秒で開閉できるソフトトップは、後方にスライドさせることでサンルーフモードにもできます。リアシートが分割可倒式になっているため、荷物を積みやすいことも魅力です。

1.5L 3気筒DOHCの「COOPER」と、2.0L 4気筒DOHCの「COOPER S」と「JCW」の3つのモデルから選択できます。

新車価格は396万円~544万円(税込)、中古車相場は178万8,000円~608万円です。

メルセデス・ベンツ「Cクラス カブリオレ」

Cクラスのカブリオレは、LC500 コンバーチブル同様の4シーターのソフトトップモデルです。上質感の高いレザーシートや10.25インチのワイドディスプレイなど、快適性の高い装備が揃えられています。

世界最高水準のインテリジェントドライブが搭載された安全性の高さも魅力です。エンジンには、1.5L 直列4気筒ターボチャージャー付が搭載されています。

新車価格は675万円(税込)、中古車相場は298万9,000円~698万円です。

BMW「4シリーズ カブリオレ」

4シリーズのカブリオレは、ハードトップの快適さとソフトトップのクラシカルでスポーティーなルックスを両立した、キャンバス製で美しいソフトトップが特徴です。

2.0L 直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン搭載の「420iカブリオレ」と、3.0L 直列6気筒Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン搭載の「M440i xDriveカブリオレ」があり、420iカブリオレは「Standard」と「M Sport」から選べます。

新車価格は668万円~1,112万円(税込)で、中古車相場は688万8,000円~998万円です。

レクサス オープンカーの中古車相場は?

2022年9月27日現在、レクサスで販売されているLC500 コンバーチブルは、新車価格1,477万円(税込)です。高級モデルのため購入に悩む方も多いようですが、中古車であれば少し安く購入できる場合もあります。

近年の中古車人気もあり相場が大幅に下がっているわけではありませんが、IS CシリーズやSC430であれば比較的お得な購入が可能です。

歴代オープンカーの中古車相場は以下を参考にしてください。

モデル中古車相場
LC500 コンバーチブル1,425万円~2,390万円
IS C118万円~328万円
SC43059万8,000円~425万円

まとめ

レクサスの歴代オープンカーには、販売終了したハードトップモデルの「IS C」と「SC430」、販売中のソフトトップモデル「LC500 コンバーチブル」があります。

現行モデルは車体サイズが大きく品質も高い高級オープンカーで、販売終了モデルは少しコンパクトで中古車市場で比較的お得に購入できるモデルです。

オープンカーはデザインや走行性の高さが魅力であるため、カラーやオプションを含めて気になるモデルを見つけましょう。

レクサス LCコンバーチブルの中古車

レクサス LCコンバーチブルの中古車情報をもっと見る

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みんなのコメント

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  • 2022/10/27 07:49

    違反報告

    SC430がお手軽、魅力的で一時期真剣に購入候補に挙げていたが、テスラロードスターを見てからそちらになってしまった。
    どうせ日常使いには使えない趣味車ならテスラの割り切りは魅力的。
    しかもBEVなら居住性の犠牲度は低減される。
    BEVはシャシー強度が床下バッテリーシェル構造で高いから、よいオープンカーが作れるはず。
    テスラ以外で出してくれないかなあ。ただしハードトップでお願いしたい。

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