【SEMAショー2017プレイバック】ホンダはNSXのカスタマイズモデルやエントリー予定のレース車両を展示
掲載 更新 carview! 写真:本田技研工業株式会社
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10月31日から11月3日までの4日間、アメリカのラスベガスで開催されたSEMAショー2017。チューニング&カスタムカーの祭典から出展モデルをピックアップしてプレイバック。
ホンダはSEMAショーで「NSX“ドリームプロジェクト”」を披露した。ドリームプロジェクトとは、 米アリゾナを拠点とするNSXのスペシャリスト、サイエンス・オブ・スピードがさらなる性能アップを目指し、エンジンやサスペンション、エクステリアにファインチューンを施したカスタマイズモデルだ。
このカスタマイズモデルのパワートレインは、ターボチャージャーに送り込む空気を冷却する水冷インタークーラーを搭載。またステンレススチール製のエキゾーストシステムが7.2kgの軽量化とともに排気効率のアップと官能的なサウンドを実現し、これらのチューンにより最高出力は37hpアップの610hp、最大トルクは14kgm増の58.4kgmを達成している。
シャシーについてはフロント9J×20インチ、リア12J×21インチのワイドホイール&タイヤによりさらなるハンドリング性能の向上が図られており、ローダウンスプリングにより車高は1インチ(2.54cm)ほど下げられている。また速度ダウンを促すバンプなどの通過で車体に衝撃を与えないようにセンサーがバンプを感知すると自動でフロントの車高を2インチアップする「iLIFT」を採用している。
エクステリアはGT3マシンにインスピレーションを受けたサイエンス・オブ・スピード オリジナルのエアロキットを装備。ダウンフォースを向上させるとともに、初代NSXにオマージュを捧げる独自のカラーリングを採用している。
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