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BYDが主力「ATTO3」改良型を発売。着々と進む日本定着作戦に中国4000年の底力を見た

2025年末までに日本で100店舗をオープン予定

BYDはATTO3に続き、2023年9月に日本導入第2弾となるコンパクトハッチの「ドルフィン」を発売。今年6月には高級スポーツセダンの「シール」を発売予定で、以降も1年に1モデルのペースで導入していくとアナウンスしています。

100万円台の激安EVから2000万円級の超高級SUVまで揃う本国のモデルラインアップのどれを日本に導入するかは検討中とのこと。お試し的な挑戦ではなく、日本市場へのブランド定着への本気が伝わって来るのは頼もしい限りであります。

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同社の2024戦略発表会では、1年で1500台弱(ATTO3が1198台、ドルフィンが248台)という販売台数について、ATTO3は満足のいく数字だと評価。一方、より低価格で販売台数も見込めそうなドルフィンが伸びていないことについては、ドルフィンが型式認定を取っていないため納車に手間がかかっていることが理由で(ATTO3は2023年7月に取得)、6月のシール発売時に型式認定を取って販売を加速したいとしています。

実は店舗数も順調に増加中で、3月1日時点で開業準備室を含む全国の拠点は51か所。2025年末までに100店舗の展開を予定しているというアグレッシブさなのでした。この勢いだと数年後は、都市部でナチュラルにBYD車を見かけるようになるかもしれません。

・・・というわけで引き続きBYDの販売状況に注目しつつ、6月に登場する高性能スポーツセダン「シール」の発表を待ちたいと思います!

<終わり>

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